2020年04月23日

『 Girl/ガール』PG12きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜 時代はやっとここまで来た


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引用元:https://eiga.com/movie/89979/

こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。
毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


今回の作品

第71回カンヌ国際映画祭でカメラドールなどを受賞した人間ドラマ。トランスジェンダーの主人公が葛藤しながら、バレリーナを目指して奮闘する。
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「ヒューマンドラマ」

物語    ★★★★☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★☆☆


監督   ルーカス・ドン


キャスト

トランスジェンダー、ララ    (ヴィクトール・ポルスター)
父         マティアス (アリエ・ワルトアルテ)
弟         ミロ    (オリバー・ボダル)

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あらすじ

男性の体にうまれた15歳のトランスジェンダー、ララ(ヴィクトール・ポルスター)は娘の夢を応援する父(アリエ・ワルトアルテ)に支えられ、バレリーナを目指して難関のバレエ学校への編入を果たす。それと同時にララが待ち望んでいたホルモン療法も始まるが、効果はなかなか現れなかった。それでも夢のためにバレエに没頭し、そのかいもあって先生の目も少しずつララに向けられるようになる。
しかし、成長とともに変わっていく体によってうまく踊れなくなることへの焦りや、ララに対するクラスメイトの嫉妬や嫌がらせにより、次第に心身ともに追い込まれていく。

感想

2018年・第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、これが長編デビュー作のルーカス・ドン監督がカメラドール(新人監督賞)、主演のビクトール・ポルスターが最優秀俳優賞を受賞した。

シスジェンダーのビクトール・ポルスターがここまで完璧にトランスジェンダーを演じきれたことに驚きました。ましてや映画初主演
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とても綺麗ですよね〜少女というよりしとやかな女性として見えるわけです。
こういう作品を見ると、特殊技術を要する役柄は撮影を前にどのような練習をするものか?と常々疑問に思うのです。

ナタリー・ポートマンも『ブラックスワン』で、1年前からバレエを始めたとありまして…プロ根性はたいしたものだ〜なんて感心したのをおもいだすわけです^^
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引用元:http://eiga.com/movie/55751/photo/

ですが今回は納得、主演のビクトール・ポルスターはバレエダンサー、上手いも下手も踊り分けできるわけなのです。そうですよね素人の私が見ても、あの躰を作り上げるのは至難の業ですから(;^ω^)
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内容としては明るいものではなく、思春期、性障害、恋に悩む1人の少女が悩む先に選択した未来は…
彼女を見ていると徐々に目指す方向性がぶれてきて、「いったいどうしたいの?」そんな想いになるかもしれません。ですがララが言うように本人も「わからない」のだと…
そりぁ〜そうでしょうね。16歳の少女が明確な未来を見ることが出来るなら何も問題なんてないのだから

ひと昔前でしたら、映画になる内容ではなかったかもしれないもので、一般の理解は難しいと思うわけです。彼女が選択した結末を非難する声すら聞こえてきそう…

ですが父マティアスは常に彼女を想い、一番近いところで寄り添い理解を示す。
入院中のベット脇で、父マティアスの笑顔は予想外のもので「感動」以外の何物でもありませんでしたね〜^^
こんなパーフェクトの家庭環境って最高じゃない?みたいな^^
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最後

時代は大きく変わりつつあるようです、男女差別が問題になり始めた頃が遠い昔のことのよう。自己主張は様々な形で表現され始め、受け入れ始められているようです。人が人を想う気持ちは、性別に限らず皆分かり合えるものだと思います。

私は女性であり、小さい頃は男性に憧れました。それは男性優位的な世間の考え方がそうさせていた感があります。ですが、ここ数年自分が女性であることにとても満足出来る生活をおくっているのですが、結局それって、全て自分次第なんだと分かったわけなのです^^

ですが、思春期のララにそんな事通じるわけもなく。
父親のマティアスが言っていたように『思春期を楽しめ』その一言に集約されるだろうとなるわけなんですね〜(@^^)/~~~
歳をとるとこの言葉がよくわかる(;^ω^)

異色の家族愛 私の大好きな「オススメ映画」
『チョコレートドーナツ』もどうぞ
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引用元:http://eiga.com/movie/79764/

映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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2020年04月21日

『パリに見出されたピアニスト』きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜 音楽って最高なんだわ〜^^


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引用元:https://eiga.com/movie/91193/photo/

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今回の作品
恵まれない境遇の青年がピアニストとしての才能を開花させるヒューマンドラマ。
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「ヒューマンドラマ」
「サクセスストーリー」

物語    ★★☆☆☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★☆☆
音楽    ★★★★★


監督    ルドヴィク・バーナード


キャスト

マチュー     (ジュール・ベンシェトリ)
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パリ国立高等音楽院のディレクター
ピエール     (ランベール・ウィルソン)

ピアニスト教師エリザベス    (クリスティン・スコット・トーマス)
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引用元:https://eiga.com/movie/91193/

あらすじ

パリ郊外で家族と裕福ではない暮らしをしているマチュー(ジュール・ベンシェトリ)はピアノが大好きな青年で、表向きはクラシックを否定しながら、ひそかに練習し続けていた。ある日、パリの北駅に置かれたピアノを弾いていると、偶然通りかかったパリ国立高等音楽院のディレクター、ピエール(ランベール・ウィルソン)から声を掛けられる。その後警察に捕まったマチューは実刑を免れるため、公益奉仕を命じられた音楽院でピアノのレッスンを受けることになる。


シネマトゥデイより

感想

最近役者さんのプロ根性を目の当たりにすることが多々あり、本業ではないにしろある程度は〜なんて無意識に期待しながら見てしまう自分がいるのですね〜^^
今回の作品もそれでして、ピアニストですから、臨場感をどこまで表現できるか?期待しながらの鑑賞でした。


内容はそれほど新しい感覚のものではなくある程度想像できる展開の話です。

音楽を学ぶ事は「時間」と『お金」がかかるのは世間一般に知られているわけで、平たく言えば貧乏人には無縁の世界…となるわけです。
今回の主人公も、そのことに関しては間違いなく無縁の世界の住人。

楽譜を読めないながらも耳で曲を奏でるマチューこれも一つ大きな才能でしょう
『ご自由に演奏を!』駅に置かれた1台のピアノを弾く姿がある人物の目に留まる。
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引用元:https://eiga.com/movie/91193/

事はとんとん拍子に進む中、ピアノを弾く夢のような環境に身を置くことになるマチュー。が、それは彼が想像した世界のものとは別世界、他者に認められるピアノを弾く難しさを痛感する毎日。
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引用元:https://eiga.com/movie/91193/

序盤はいい展開なのですが、思った以上にピアノに対する情熱が伝わってこないのですね〜
異性に興味を抱くのは当たり前の年齢なのですが、羽目を外しすぎかな(笑)
とか弾けなくなるアクシデントもありましたが、ショックがそれほど感じられない…など、ちと残念な点でしたね(*´Д`)

そうは言いましても最後のステージパーカー姿はかなりインパクトありました。
クラッシックなのに、パーカー⁇が強烈にかっこよすぎでしたね^^
見た目にとらわれない、まさしく『表現の自由』ってやつでしょう


【本編を彩るクラッシックの名曲】
J・S・バッハ    平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第2番 ハ短調 BWV847
ショパン       3つのワルツ   第3番 イ短調  Op.34−2
ショスタコーヴィチ  ピアノ協奏曲   第2番 ヘ長調  Op.102
リスト        ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 
ラフマニノフ     ピアノ協奏曲   第2番 ハ短調  Op.18

ピアノ演奏を聴いているだけで、自然と涙がこぼれるのは名曲の為か?
はたまた歳のせいでしょうか(;^ω^) 耳に栄養が染み渡る時間でした^^
残念ながら⇈なんのことやら私にはさっぱりわかりませんがね(@^^)/~~~


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posted by ゆらり at 15:04| Comment(0) | ヒューマンドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月20日

『最初で最後のキス』PG12 きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜「息を吞む 衝撃の結末」永遠にあなた達を忘れない...

  

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引用元:https://eiga.com/movie/87792/

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今回の作品
はみ出し者の高校生3人の恋と友情をほろ苦く描いた青春ドラマ
アメリカで起こった殺人事件をきっかけに書いた小説を原案に自ら監督も務め、青春のきらめきと残酷さを繊細に紡ぐ。
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「青春ドラマ」

物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★☆
音楽    ★★★★☆


監督   イヴァン・コトロネーオ


キャスト

ロレンツォ (リマウ・リッツベルガー・グリッロ)
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引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/

少女ブルー (ヴァレンティーナ・ロマーニ)
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引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/

アントニオ (レオナルド・パッツァーリ)
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引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/

あらすじ

ロレンツォ(リマウ・リッツベルガー・グリッロ)は、里親に引き取られトリノからイタリア北部ウーディネの町にやってくるが、個性的ないでたちで目立ってしまう。やがて「尻軽女」とやゆされる少女ブルー(ヴァレンティーナ・ロマーニ)、トロいとバカにされているアントニオ(レオナルド・パッツァーリ)と親しくなる。
シネマトゥデイより
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引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/

感想

この作品の結末がこんな形で終わるなんて…衝撃的なラストに言葉が見つかりません
パラレルワールドを選択していたら…
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引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/
この作品にこそこの言葉を当てはめてしまいたくなる。
思春期とは繊細で壊れやすい時期なのだと改めて考えてしまいました。

経験を糧に歳を増していく上で、その繊細な『思春期の感覚』をないものにして生きる術を磨いてきたように思います。
さもないと辛く厳しい人生しか感じられないから。

容認ではなく、そのものを受け入れる、そのままを受け入れる。
ジャッジは必要なく、感じるままであるべき、自分に対しても、他者に対しても。


兄の亡霊に付きまとわれたアントニオは自分の感情を否定し続ける事で悲惨な結末でピリオドを打つことになってしまいましたが
本人すらどうしていいのか?自分の感情を理解する事が困難だったのでしょうね。

気持ちとは常に流動的であり掴みどころのない幻想の様な存在。
好きでもない人から告白され気になりだしたり^^
1分前とは違う気持ちに移り変わる。

異色の3人が妥協も同情もなくかかわる様が孤立するのではなく『自立する』ように見えエネルギッシュに見えるのでした。

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引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/

また3人を取り巻く親たちも然り。養子を受け入れる事が容易なのだろうと想像出来るイタリアでもそれなりに悩む現状の中、子供に対してここまで理解を示せる大人に少なからず憧れます^^

最後

こんな最後なのに何故だろう?とてもはかなく美しく彩られる描写が印象に残る…

惨劇の最中に流れるバックミュージックは”それ”とは相反して美しい
青春ストーリーを完璧なぐらい描き、高揚感までも映しだす。音楽なのに…
リアル感を失って淡々とこなするルーティーンかのような…

今回は音楽の効果がとても大きかったと思います。若者の心を、気持ちを、分かりやすく、映像と共に流れる音楽が伝えてくるのです。
これから始まる出来事がまるで夢の中の出来事のように…
”それ”が始まるとも感じさせずに。

音楽が終わると同時に現実はあっけなく『最後』を映す。

遠い未来に向けたメッセージは、消せない記憶として永遠に…


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posted by ゆらり at 20:56| Comment(0) | 青春ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月19日

『蜜蜂と遠雷』きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜4人は4人の誘い水



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引用元:https://eiga.com/movie/90061/gallery/


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今回の作品
直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の小説を実写映画化。若手ピアニストの登竜門とされる国際ピアノコンクールを舞台に、4人のピアニストたちの葛藤と成長を描く。
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「サクセスストーリー」
「ヒューマンドラマ」

物語    ★★★★☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★☆☆


監督  石川慶 


キャスト

栄伝亜夜 (松岡茉優)
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高島明石 (松坂桃李) 『新聞記者』『娼年』
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マサル・カルロス・レヴィ・アナトール (森崎ウィン)『本気のしるし ≪劇場版≫』
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風間塵  (鈴鹿央士)
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あらすじ

優勝者が後に有名なコンクールで優勝するというジンクスで注目される芳ヶ江国際ピアノコンクールに挑む栄伝亜夜(松岡茉優)、高島明石(松坂桃李)、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)、風間塵(鈴鹿央士)。長年ピアノから遠さがっていた亜夜、年齢制限ギリギリの明石、優勝候補のマサル、謎めいた少年・塵は、それぞれの思いを胸にステージに上がる
シネマトゥデイより

感想


音楽関係の映画って興味をそそられてしまいます。
自分が弾けないからでしょうか、憧れという目で見てしまうのでしょうか^^
楽器を奏でる姿は甘美な雰囲気をまとわせとても美しく見えるのです。
演奏者が楽器の一部となり一つの存在にすら感じるわけです。

この作品もそんなわけで大いに期待をしながら鑑賞したわけです。

率直な感想はとても静かな…静の音楽と表現したくなる作品でした
作品ポスターでもある程度感じ取れるかと思いますが、主人公4人の穏やかな表情。

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コンクールで優勝を是が非でも勝ち取ってやる!!そんな意気込みの『その顔』ではないのですね^^

コンクールの最終選考までにおいて、それぞれの成長していく過程を描いた、サクセスストーリー的な意味合いが大きくそこには『楽しむ音楽』がキーワードとして含まれているのです。

ピアノを弾くのは楽しいよね〜という根底にある『ピアノ愛』をベースに葛藤する心の内面を重要視して描写しているあたりがピアノの演奏を4人の俳優が完璧に演奏しないまでも、映像化出来たのではなかろうか。そうおもうのです。

ピアノに関しては指先から役者の全身をアップで映す映像がリアル感を出す上で絶対に必要だと思いますから、役者もある程度の演奏技術を要求されてしまうでしょう。そう思うと演奏技術を重要視される作品は難易度が高いわけです。

ですから今回のこの作品は4人の主人公という、ちょっとぼやけた焦点でしたが上手くまとまった作品だったと思います。

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『誰かの為に僕はいる』『全ては一つの存在』そんなメッセージをも含むものであり、4人はとても純粋にピアノを愛する仲間であり、共通し通じる何かを持っている、アイコンタクトで分かり合える。
言葉が必要ない領域に存在する…とても素敵な関係。

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最後

音楽に限らず、上を目指しているアスリート達はみなこんな経験を経ているのだろうと容易に想像できます。

以前はあんなに楽しかったのに何に悩む?壁にぶち当たり乗り越えて見える景色が違って見えるのか?それともまた全く別の景色を望むのか?

『きっと、どっちを選んでも楽しい人生ね』(@^^)/~~~
人生の折り返し地点に立った私は以前の自分なら考えなかった選択をするようになり、一回り穏やかになった自分に満足できる経験をしたことに笑みを浮かべることが出来るようになりました^^

ピアノ関係 「私のオススメ映画」↓↓↓↓

『それだけが、僕の世界』
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引用元:https://eiga.com/movie/89395

『羊と鋼の森』
羊と鋼.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/86157

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2020年04月18日

『あの頃、君を追いかけた』きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜 久々満点★5つ『ザ・青春ストーリー』ラストが秀逸

  

あの頃4.jpg 
引用元:https://eiga.com/movie/78728/   


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今回の作品
台湾の人気作家ギデンズ・コーが初めて長編映画のメガホンを取り、自身の自伝的小説を映画化した青春作。
シネマトゥデイより


それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「超オススメ映画」
「ラブストーリー」

物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★


監督   ギデンズ・コー


キャスト


コートン    (クー・チェンドン)
ボーチ     (イエン・ションユー)
アハ      (スティーブン・ハオ)
グオション   (ジュアン・ハオチュエン)
マタカキ    (ツァイ・チャンシエン)

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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/


クラスのマドンナ・チアイー (ミシェル・チェン)
フー・チアウェイ      (フー・チアウェイ) 
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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/


あらすじ

1994年、コートン(クー・チェンドン)は、台湾の地方都市の彰化で中高一貫の高校に通っていた。彼は同じクラスの親友ボーチ(イエン・ションユー)、アハ(スティーブン・ハオ)、グオション(ジュアン・ハオチュエン)、マタカキ(ツァイ・チャンシエン)らとつるんでふざけてばかり。五人は、クラスのマドンナ・チアイー(ミシェル・チェン)に夢中で……。
シネマトゥデイより

感想

始まりはありがちなテクニックから(;^ω^)
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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/


携帯もない、ひと昔前の日本を彷彿とさせる映像 昔を美しく感じる不思議な感覚…
どこにでもある青春の一コマ、高校生のいたずら、悪あがき、夢もなくただ何となくの日常…何故か微笑ましく美化されて見えてくる^^
現在の若者がどう受け止めるのかは分からないが恋をするものであれば何かしら共感をするのではないでしょうか(*´▽`*)
『恋してくれてありがとう』
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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/


パラレルワールドで仲直りした二人は付き合い始めるわけなのだろう、が、多分きっと障害はやってくる…どんな道を選んだにしろ…
悲観的〜〜みたいなことを言って、って非難されそうですが^^
この作品は若かりしこの2人がたどる道を最終的に美しく終わりに出来るシチュエーションはそこにあると思うわけです。

痛みを伴わないとはもうしませんが、ほろ苦い思い出がちょうどいい…
きっと、お互いがお互いを美しい思い出と共に封印出来る、青春の一コマをモノクロ写真のように『色あせることなく』
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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/

最後


意外にも笑いどころが満載のこの作品
裸体(笑)が多々出てくる割にいやらしさが”0”%裸体で笑えます(@^^)/~~~
風邪ひくよ〜って大阪のお母んかい⁈

ですが、きれいにまとまって見えるのは何故か?
考えてみると映像のトーンが全体的に明るくダークな描写がなかったかな?
そんな気がします。
ネガティブなものの見方がほとんどなく、うじうじ考えないしサラッとしてる^^
とても綺麗な仕上がりの作品でした

そして極めつけはラスト5分の話の流れ

もしあの時、パラレルワールドを選択していたら…
コートンは「後悔」を胸にチアイーとの過去をやり直している自分を回想しながら
彼女と唇を重ねる想いを新郎にぶつける…
一瞬何が起こったのか理解できない状況に頭が真っ白になってしまうでしょう^^

「いいわ」チアイーのあの一言がこの話の結末をとんでもなくキュートにさせてしまうのです。
みんながこぞって新郎に詰め寄るあの状況は既にコメディーの領域
そして最初で最後のほろ苦い思い出になるであろう『その場面』は想像の世界へと

成就しないからこそ『初恋』は いついつまでも美しい…


映画の為に生きている(笑)
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posted by ゆらり at 18:00| Comment(0) | 映画 超オススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする