2020年09月20日

『知らない、ふたり』 (2015)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜知らない関係が魅力的


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引用元:https://eiga.com/movie/82145/

こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


今回の作品
複数の男女の気持ちを、今泉力哉監督が描いた恋愛群像劇。

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「ラブストーリー」
「ヒューマンドラマ」
    


物語    ★★★★☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★☆☆



監督  
 
今泉力哉 
『his』『アイネクライネナハトムジーク』『愛がなんだ』『mellow』

キャスト

靴職人見習いの韓国人青年・レオン (レン)
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引用元:https://eiga.com/movie/82145/gallery/

レオンの同僚 小風秋子      (青柳文子)
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引用元:https://eiga.com/movie/82145/gallery/
  
日本語学校の講師・加奈子     (木南晴夏)
荒川               (芹澤興人)
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引用元:https://eiga.com/movie/82145/gallery/

ソナ               (韓英恵) 
ソナの恋人 ユ・ジウ       (JR)
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ナム・サンス  ソナとジウの友人 (ミンヒョン)
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引用元:https://eiga.com/movie/82145/gallery/


あらすじ

孤独に暮らす靴職人見習いの韓国人青年・レオン(レン)は、ある日、昼の公園で酔って絡んできたソナ(韓英恵)のことが忘れられなくなる。
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一方、レオンの同僚の小風(青柳文子)はレオンに好意を抱いていた。
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引用元:https://eiga.com/movie/82145/gallery/

ソナの恋人であるジウは日本語学校の講師・加奈子(木南晴夏)に思いを寄せていたが、加奈子には車いす生活を送る荒川(芹澤興人)という恋人がおり、荒川が体験した事故にはレオンが関係していた。
シネマトゥデイより


感想

監督色がよく出ている作品でありました。
なんとも掴みどころがないフワフワしたぼやけた感じ…曖昧な描写がらしいとでも言いますか。「煮え切らない」とか「白黒ハッキリと」とおっしゃる方には不向きな作品かもしれませんね^^

彼が彼女を好きで、でももう一人好きな人が出来て。
だから、彼女も彼以外に気になる人が出来て。
気になる人も彼女が気になっていて・・・
それぞれに、一方通行の恋の行方みたいな^^

どっちつかずのグレーゾーン全開の描写が魅力的だったりするのですね。
そして当事者は知らない人間関係の絡み合いも見どころなのです。最後どこまで知り得るのか?はたまた永遠に知り得ないのか?ヤキモキしながら鑑賞する楽しみがありました。

恋の当事者でないと、とっとと言ってしまえばいいのに!となってしまいそうなところなのですが、そこはお話ですから直球勝負はしないのです。
『好きだ』って言われた方は困るでしょ?となって
『え?僕は言ってしまいましたけど』と告白した方が戸惑う
妙な展開に笑いがこみ上げてしまう。
非現実的でぼやけた描写が十人十色で面白い。


最後

私が見た監督の他の作品も含め、一様に「結果を急がない、なるようになるさ」『今』から少し距離を置こう、きっと何か違う世界が見えてくるはず。そんな雰囲気を感じる作品です。時代の流れが加速している現代において、緩やかに流れる小川のせせらぎの様に、アナログ的な時間の流れを感じさせてくれる監督なのではないでしょうか。

誰しも人生において本人のみが知り得る後悔(失敗)を忘れてしまいたくなるものです。そんな心の傷も前向きに受け止め小さな一歩を踏み出すきっかけになりそうな、優しい作品でした。


映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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posted by ゆらり at 21:32| Comment(0) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月19日

『TENET テネット』 (2020)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜『思考は停止』激流に身を委にねろ‼



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引用元:https://eiga.com/movie/92400/gallery/2/


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今回の作品
「TENET」というキーワードを与えられた主人公が、人類の常識である時間のルールから脱出し、第3次世界大戦を止めるべく奮闘する。
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「アクション」
「サスペンス」
   

物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★


監督  
 
クリストファー・ノーラン

キャスト

特殊部隊員の男 名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)
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引用元:https://eiga.com/movie/92400/gallery/

ニール(ロバート・パティンソン)
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引用元:https://eiga.com/movie/92400/gallery/

キャット(エリザベス・デビッキ)
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引用元:https://eiga.com/movie/92400/gallery/

セイター(ケネス・ブラナー)
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引用元:https://eiga.com/movie/92400/gallery/

あらすじ

ウクライナでテロ事件が勃発。出動した特殊部隊員の男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、捕らえられて毒を飲まされる。しかし、毒はなぜか鎮静剤にすり替えられていた。その後、未来から「時間の逆行」と呼ばれる装置でやって来た敵と戦うミッションと、未来を変えるという謎のキーワード「TENET(テネット)」を与えられた彼は、第3次世界大戦開戦の阻止に立ち上がる。
シネマトゥデイより

感想

すごいですよねこの作品
公開と同時にTwitterでも「感想」レビューが続々と投稿されています
そして私も例外ではありません^^

ほとんどのレビューが 意味わからん(≧▽≦) みたいなものなのですが…
いやいや、初日から??と、戸惑いながらも鑑賞をした次第です(^ω^)

『時間の概念』って永遠の謎 そんな感じとでも言いましょうか
タイムスリップ的な映画が多々作られている中で
言っている意味が何となく分かります、これって常に難解ですよね

過去に行って祖父を殺したら自分はいないのでは?名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)の質問に、ニールが腑に落ちる説明していてくれていたのですよ
そんな事は『パラドックス』なんだよ、理屈なんてないただ未来の人間はそう思っているだけだ!


「あ〜〜そう思っているだけなのね〜〜」ってなって余計な事は考えずに
楽しめばいいわね〜ってなるわけでして(@^^)/~~~

鑑賞においての注意事項(笑)
まず時系列を理解しようとしていると、置いてきぼりくわされます^^
ぼやぼやしているとついていけなくなりますので
とりあえず『今』に集中しましょう

作品の説明は難しいのでぜひ劇場にて体感して頂きたい
体感というには理由がありまして、音響効果が絶大でありまして。
これは劇場で観て頂きたい作品でもありました。

映画における『音楽』というものの位置づけが、印象が、かなりランクアップされる感じがありました。挑戦的であり、不安をあおり、心理状況を不安定に保つ。
この作品において言葉以上に影響力を持つ存在でありました。
それは、エンドロールまで周到に。

そしてのっけからのハードアクションに度肝を抜かれてしまうでしょう。

『慰めの報酬』
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引用元:http://eiga.com/movie/53186/

『007/カジノ・ロワイヤル 』
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引用元:ヤフー映画

今まで観てきた作品の中で私の大好きな007シリーズ、それ以上の音響とアクションに驚いた経験はなかったのですが、007とは違った驚きと興奮を覚えました。
又時系列がハチャメチャだから伏線回収は至難の業でしょう。
そんな訳で再度鑑賞決定です。


最後

鑑賞前の評判から、息子にも見せたくて一緒に行こうと思っていたのですが、難解とのレビューが多すぎたので、まずは自分だけと思って鑑賞したのですが失敗ですね^^やっぱり連れて行けば良かったです。この訳も分からない状況で楽しめる要素が多すぎる作品はそう多くない。暇をみて強制鑑賞させます(≧▽≦)

映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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posted by ゆらり at 20:10| Comment(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月01日

16+『悪との距離』(2019)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜高い完成度★5つ


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引用元:https://f4.tv/aku/index.html


こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


今回の作品
現在の世の中が抱える大きな社会問題、その打開策とも言えるこの作品
重過ぎて誰も見ないふりをして蓋をしていた現状を、今までの視点とは違う切り口で解決策を見出す描写が一筋の光を見るように安堵すら感じる。

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「超オススメ」
「社会派ドラマ」    


物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★
音楽    ★★★★☆


監督  
 
リン・ジュンヤン

キャスト

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引用元:https://f4.tv/aku/cast.html

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引用元:https://f4.tv/aku/cast.html

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引用元:https://f4.tv/aku/cast.html

李大芝(リーダージー)チェン・ユー
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引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

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引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html


あらすじ

2年前、ある映画館で起きた無差別殺人事件。
そのとき息子を失った報道局の副局長・宋喬安(ソン・チャオアン)は、 一層仕事に打ち込む日々を送っていた。ある日、宋喬安は新人アルバイトの李大芝(リー・ダージー)の適性を見抜き、 編成業務を任せる。しかし彼女は、息子を殺した殺人犯・李暁明(リー・シャオミン)の妹だった。一方、李暁明の弁護士・ 王赦(ワン・シャー)は、稀代の悪人の味方だと世間から批判を浴びながらも、揺るぎない信念で職務に奔走する。 王赦の粘り強い働きかけにより、これまで黙して語らなかった李暁明が心を開きかけたとき事態は急変し…。
引用元:https://f4.tv/aku/index.html



感想

まず初めにこの作品を観る時は時間を確保してからの鑑賞をオススメします(≧▽≦)
さもないと、翌日の体調に影響が出ること必至です^^
用は途中でやめられない状況になることになることが予想されるからです。
また、翌日出かける予定がある時もオススメ出来ません。
鼻水ティシュの山が予測されますから顔の状態が不安定な状況も予想されます。

前々から、こんな作品を見るたびに、私は自問自答するのです。
『罪を憎んで人を憎まず』これは理想論か?否か?
私の中では当事者にならなければ言ってはいけない、いや意見する事すらしてはいけない空気感が常にまとわり付き、答えを導き出すことすら出来ないでいたのです。

「殺人を犯したのだから死刑は当然」と劇中でもありましたが、それも私個人の意見ではやはり賛成しかねるのであります。
無期懲役で罪を償うことが最良ではないかという持論です。
人が人を裁くことに違和感を感じるのです。

そういった点で作品の中ではあまり触れませんでしたが、別な視点で『急激に変化しつづける現在』世の中の考え方、会社で言えば『再発防止に、解決策』とでも言えば分かりやすいかとおもいますが、こういった事件を防ぐ為の具体的な対策と起こってしまった時の対応策。そういった内容の作品でありました。

誰もがこんな状況に「陥ってしまうかもしれない可能性」がある世の中に
私は関係ないと言える人はいないのではないでしょうか。

「加害者は罪の意識(自覚)がない状態の自分の行為に自分を見失い」
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https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

「加害者家族は犯罪者の家族であることで自分を責め」
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https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

「遺族は家族を失った事を自分のせいだと責める」

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引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

それぞれに行き場のない感情の中で闇の中をさまよい続ける
『被害者も加害者であり、加害者も被害者』そんな状況がありありと映し出される内容に誰もが関係者である現在社会大きな問題提起作品でもありました。


今、ネットによる誹謗中傷問題が大きく問題視されているわけですが、みんな行き場のない感情をぶつけているかのように見えるのです。
常に時間に追われる日常生活に圧迫され、余裕のない毎日のようです。

ですが、それは個人の問題のように見えて実は違うのではないかと思うのです。
個々で解決できる範囲を超えている現状は、政府の大きな助けが必要で
社会の仕組みの立て直しは必須であると思うからです。

そんな安心できる仕組みの上でなら、人は他人を思いやる気持ち(余裕)がきっと生れてくるはずです。


最後


加害者 も 加害者家族 も 被害者 も 被害者家族 も
和解を求めて 許しを請う為、先の見えない地獄の様な毎日を送るりながら向き合っていく姿にエールを送りたくなりました。

全ては『自分を赦す為』『自分を癒すため』誰でもない自分のために…


こんな形でお互いが寄り添える奇跡の様な日が来ることがあるなんて感動意外ありません。そして、関係者全ての人の勇気に拍手を送りたくなることでしょう。

同じような『命』について考える作品

『私たちの幸せな時間』
私達の幸せ1.jpg


「罪と罰 wowowドラマ」
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映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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posted by ゆらり at 23:08| Comment(0) | 映画 超オススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする