2020年10月20日

『暗数殺人 』(2019)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜狂っているのか?戦略なのか?狂気の表情に圧倒!!


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引用元:https://eiga.com/movie/92428/

こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


今回の作品
韓国で実際に起きた殺人事件を基にしたクライムサスペンス。連続殺人の容疑者と刑事が心理戦を繰り広げる。
シネマトゥデイより


それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「クライムエンタテインメント」
「サスペンス」    


物語    ★★★☆☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★☆



監督  
 
キム・テギュン

キャスト

カン・テオ     (チュ・ジフン)『工作』『アシュラ』『背徳の王宮』
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引用元:https://eiga.com/movie/92428/


刑事キム・ヒョンミン(キム・ユンソク)『タチャ〜神の手〜』『10人の泥棒たち』
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引用元:https://eiga.com/movie/92428/


チョ刑事      (チン・ソンギュ)『エクストリームジョブ』
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あらすじ

恋人を殺したカン・テオ(チュ・ジフン)から計7人を殺したと告白された刑事のキム・ヒョンミン(キム・ユンソク)は、証言以外に証拠はなく警察内部で信じる者は誰もいなかったが、自白の内容は本当だと感じ、上層部の反対を尻目に捜査に乗り出す。やがて証言通りに白骨化した死体が見つかるが、テオは「死体を運んだだけ」と証言を覆す。
シネマトゥデイよりーー

感想

カン・テオ (チュ・ジフン)が想像通りのはまり役に大興奮です。こういった役で非情なまでの表情はピカ一なんだよな〜と大満足なのです。 『工作』『アシュラ』でもそうでしたが、人間としてどうなの?的な役柄が最高なわけでして、あの視線にゾクゾクして魅力的と感じるのは私だけでしょうかねーー^^
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引用元:https://eiga.com/movie/92428/

また、異常とも言える表情の中に、意図して「狂っているかのように見せる」心理作戦、裁判をよく知り尽くしている。刑を軽くする為の計画的言動。刑事を翻弄させ激怒させ、冷静な判断を鈍らせる知能犯。
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引用元:https://eiga.com/movie/92428/

一方
刑事キム・ヒョンミン(キム・ユンソク)は自ら進んでカン・テオの誘いに乗り、刑事としての自分の役割を果たす為に資産すら渡す有様の刑事役。激怒してもおかしくないほどのテオの犯行内容を冷静さながら聞く辺り、自分の人生、しょせん刑事しかない…そんな背景すら見え隠れする辺りがイイ感じの演技でした。
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引用元:https://eiga.com/movie/92428/

実話を基に作られているので作品の内容はさておき。ただ殺人犯をかばうわけでありませんが、カン・テオがこうなってしまった原因は彼にあるわけではなく、いや、全くという事でもないのですが、まだ若かった彼の限界を超える現状に怒りがマックスになってしまった事。耐える術すら見つからない毎日。同情しかないわけです。

もしなんて、考えたらきりがない。ですが、自分だったらどうしたろうか?そんな思いが湧き出てくるのです。それは、劇中で裁判後無期懲役を言い渡されたカン・テオ (チュ・ジフン)が車の窓から見せる、落胆ともとれる表情。まさにそれは正常と思える普通の顔だったからです。今までの彼は全て刑務所から出る為の作られた顔だったと断言できるほどの寂し気な精気を失ったそれその者でした。


最後

同じような心理戦の「二流小説家」も面白かったです
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引用元:http://eiga.com/movie/78135/

私は感情的になりやすい人間なので
この作品もそんな意味でまんまと意図にハマってしまった作品の一つです(@^^)/~~~



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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posted by ゆらり at 17:39| Comment(0) | クライムエンタテインメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月11日

『ミッドナイトスワン』 (2020)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜女性を切望する凪沙・異空間の美しさ


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引用元:https://eiga.com/movie/92113/

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今回の作品
養育費を当てにして育児放棄された少女を預かるトランスジェンダーの主人公凪沙が、次第に少女と心を通わせていく。

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「ヒューマンドラマ」
「時代」    


物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★



監督  
 
内田英治

キャスト

トランスジェンダーの凪沙 (草なぎ剛)
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/

桜田一果         (服部樹咲)
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/

桜田早織        (水川あさみ)
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/

片平美花        (真飛聖)
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/    

あらすじ

新宿のニューハーフショークラブのステージに立っては金を稼ぐトランスジェンダーの凪沙(草なぎ剛)は、
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/ 

養育費を当て込んで育児放棄された少女・一果を預かる。
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/ 

セクシャルマイノリティーとして生きてきた凪沙は、社会の片隅に追いやられる毎日を送ってきた一果と接するうちに、今まで抱いたことのない感情が生まれていることに気付く。
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/ 
シネマトゥデイより


感想

表現する事が難しいと思う事は多々あり、今回の作品も、まさにそれであり自分の語彙力の低さを嘆くと同時に申し訳ない気持ちになるのであります。

感動という部類のものではなく
凪沙が女性にしか見えない凄さを感じるのであります。
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/ 

インタビューに答える草なぎ君は男なのですが、
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/ 

凪沙は間違いなく女なのです。
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引用元:https://eiga.com/movie/92113/ 

健二である凪沙も女なのでありました。演技といっていいのか?憑依という感じでもなく極自然体の凪沙がそこに存在するのであります。
草なぎ剛恐るべし!全くの別の人格、別人がいるとしか言い表せな〜〜い^^

また今回初めての作品になる一果(服部樹咲)がぎこちない演技でかえって良かったと思えましたね。
所々「もっと感情を出していいんだよ」そんな思いが私の中に湧き出てくるほど…
でも育児放棄された子供は反対に「どうせ何を言っても!」そんな感情があるのかもしれないなんて深読みしてしまうのですね〜^^

無理に感情を押し殺しているわけでなく
不器用な感情表現が一果を表現しているかのようにみてとれました。

時に暴れ、涙を流すことも求められた服部は、演技経験が一切なかっただけに当初は難儀したそうで、「撮影が始まる前に、監督とそのシーンをたくさん練習しました。最初は泣きわめいたり出来なかったんですが、恥ずかしさを捨てれば難しくはなかったです」とはにかむ。


徐々に距離を縮めていく凪沙と一果の姿に、胸の辺りに温かいものが広がり笑みがこぼれるのです
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そして綺麗すぎるラストシーンに撃沈です。
今まさにキーボード入力しながら思い出し泣きしてしまいました💦
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最後

こんな作品を観ると、自分の中に自分がいる事の安心、自分が自分を否定する事すら必要のない概念、違和感を感じない生活。
自分でいる事に不安を感じない毎日。当たり前に幸せなんだな…って


関連オススメ作品↓↓↓↓ぜひどうぞ

『 Girl/ガール』PG12
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引用元:https://eiga.com/movie/89979/

『最初で最後のキス』PG12
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引用元:https://eiga.com/movie/87792/

「チョコレートドーナツ」
チョコレートドーナツ.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/79764/

「リリーのすべて」(R15)
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引用元:http://eiga.com/movie/82988/



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映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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posted by ゆらり at 21:34| Comment(0) | ヒューマンドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月04日

『ケミカルハーツ』(2020)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜ほろ苦い媚薬



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引用元:https://www.amazon.co.jp/

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今回の作品
クリスタル・サザーランドの大胆なデビュー作が原作の「ケミカル・ハーツ」は、10代のスリルと失望と混乱に満ちた自己発見の旅を描いた作品である。


それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「ラブストーリー」
「ヒューマンドラマ」    


物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★☆



監督  
 
リチャード・タンネ

キャスト

ヘンリー・ペイジ (オースティン・エイブラムズ
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引用元:https://www.amazon.co.jp/

グレイス・タウン (リリ・ラインハート)
ケミカルハーツ2.jpg
引用元:https://www.amazon.co.jp/

あらすじ

ヘンリー・ペイジ(オースティン・エイブラムズ)にとって高校最後の年は、誰もが欲しがる学校新聞編集長の座を得られるかどうかにかかっている。少なくとも彼はそう思っていた。しかし打診されたのは杖をついた人を寄せ付けない転校生、グレイス・タウン(リリ・ラインハート)との共同編集長。一目でグレイスに恋をしたヘンリーは、彼女が日常生活を取り戻す手助けをしようと心に決める。
Amazon primeビデオより

感想

あ〜〜青春の一コマ…いいですね^^
これは歳をとったせいなのか?余裕が出てきた為なのか?当事者でないからなのか?(笑)どれも当てはまることと思いますがなんとも言いようのない心地よさを感じる作品でもありました。

こんな恋を経験した人でなくても、たとえ片想いで終わる恋であったとしても、人を好きになったことのある人なら分かるかと思います。
お互いの想いが上手く嚙み合わない、伝わらないもどかしさ…
どんな恋であれ障害は付き物なのです、悩みの一つや二つは必ずあるわけで(^ω^)

『時間が解決してくれる』よく聞く言葉でありますが、人の死が関わっているだけに難しい問題でもありまして、この恋に関しては予測出来る結末だっただけに苦い思い出となることも想像に値するのです。

ですが、若い二人がこれから経験するであろう忘れたくなるような出来事も『今』作られることに気づく時が来る。未来も過去も『今』作られる。

淡い思い出に浸りながら昔を懐かしむ、この苦い思い出が『媚薬』の様に…
いつかきっとそんな時がくるでしょう


最後

今の映画なんだな〜と実感したのが、当たり前の様に高校生でさえ、性的思考(セクシャリティ)の表現描写が普通になってきた事、多種多様な恋愛感情がある現代において、映画の世界では常に偏見のない視点から作品を作っていってもらいたいと切に願います。


今まで、ラブストーリーは沢山観ましたが
苦い思い出の青春ラブストーリー オススメはこちら↓↓↓↓
『あの頃、君を追いかけた』
あの頃4.jpg 
引用元:https://eiga.com/movie/78728/


映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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posted by ゆらり at 21:37| Comment(0) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする