2024年10月31日

「青天の霹靂」きっと映画が見たくなる!〜ゆらり〜父親は誰?劇団ひとり初監督⁈





青天の霹靂 - 劇団ひとり, 劇団ひとり, 橋部敦子, 大泉洋, 柴咲コウ, 劇団ひとり, 笹野高史, 風間杜夫
青天の霹靂 - 劇団ひとり, 劇団ひとり, 橋部敦子, 大泉洋, 柴咲コウ, 劇団ひとり, 笹野高史, 風間杜夫




こんにちは〜
「あ〜よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。



初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します


遠足でのお弁当確認のごとく、映画館では必ずハンカチを用意してからの鑑賞が当たり前。忘れたときの落ち着きのなさは半端ない!!まるでお弁当に箸を忘れた時のようだね^^


そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています


私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね〜^^では、いきますよ!!


今回の作品

お笑いタレントの劇団ひとりが、自身の書き下ろし小説を初監督で映画化。売れないマジシャンの男が40年前にタイムスリップし、生き別れたはずの両親との出会いを通して自分の出生の秘密を知っていく姿を笑いとユーモアを交えながら描く。
映画comより 
                                             


それでは
作品紹介
いってみよ〜う!!



「ロマン コメディ」



  物語   ★★★★☆彡
  キャスト ★★★★★
  泣ける  ★★★☆☆彡
  笑える  ★★★★☆



原作、監督、脚本、劇団ひとり



キャスト



轟晴夫(息子)   大泉洋  『探偵はBARにいる2』
轟正太郎(父)   劇団ひとり『ゴールデンスランバー』
花村悦子(母)   柴咲コウ



あらすじ


場末のマジックバーで働くさえないマジシャンの轟晴夫(大泉洋)。
ある日、彼は10年以上も関係を絶っていた父親・正太郎(劇団ひとり)がホームレスになった果てに死んだのを知る。
39歳の売れないマジシャンの晴夫は、母に捨てられ、父とは絶縁状態。
父が住んでいたダンボールハウスを訪れ、惨めな日々を生きる自分との姿を重ね合わせて涙する。すると、突如として青空を割って光る稲妻が彼を直撃する。


感想


「なんで俺生まれてきたんだろう?」そんな思いで毎日を過ごす 主人公 轟晴夫(大泉洋)パッとしない毎日を送る中、なんだか生きることすら面倒くさい・・・そんなある日、雷に打たれ40年前に"タイムスリップ"してしまう。まさに青天の霹靂である( ^ω^)

青天の霹靂4.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/78999/gallery/11/

こんなことはきっとないかと思う始まりが、すでにコメディ〜いい感じのスタートです。


そして自分の産まれる前の過去にタイムスリップした晴夫は、父、正太郎(劇団ひとり)と母悦子(柴咲コウ)と出会い、自分の出産の秘密がじわじわと明らかになっていくのです。

青天の霹靂3.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/78999/gallery/4/


分かりやすく簡単に説明すれは、感動と涙の『わりと普通のストーリー』(笑)

劇団ひとりだからなのか?大泉洋だからなのか?深刻になり過ぎずお笑いの要素が盛りだくさん。コミカルで軽快に進んでいくあたりはテンポ良く見ていて飽きない、そして何よりとても楽しい!

2人のマジシャンとしての舞台を見ると、ほとんど地でやっている?そんな感じすらしてきます(笑)大泉洋がいる時点ですでにコメディ感満載ですから、反対にどんな役者なんだ!と疑ってしまいそうですよね(#^.^#)

青天の霹靂2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/78999/gallery/7/


そんな中、母親(悦子)柴咲コウの存在がふざけた2人の空気感をチョット引き締めてくれて、ちょうどいいバランスをたもっていました。スリップ前の轟正太郎の「どうしようもない父親像」を一気に払拭してくれる存在だったのです。

青天の霹靂5.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/78999/gallery/10/



最後


正直あまりここまでの出来は期待はしていなかったのですが、思っていた以上のもので、劇団ひとりの才能をチョット褒めたくなる作品でもありましたね^^原作、監督、脚本、全部ひとり  劇団ひとりだけに(;^ω^)



『"感動"と"笑い"と"少しの涙"』に予想以上の『感動』と『お得感満載』の作品でした最後の最後は【く~~~そうきたか( >Д<;)】なんとも言えない結末は最後のお楽しみです



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
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2024年10月30日

「二流小説家」きっと映画が見たくなる!〜ゆらり〜貴方なら心理がよみとれる?

  

 二流小説家 シリアリスト - 猪崎宣昭, 尾西兼一, 伊藤洋子, 三島有紀子, 猪崎宣昭, 上川隆也, 武田真治, 片瀬那奈, 平山あや, 小池里奈
二流小説家 シリアリスト - 猪崎宣昭, 尾西兼一, 伊藤洋子, 三島有紀子, 猪崎宣昭, 上川隆也, 武田真治, 片瀬那奈, 平山あや, 小池里奈

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「サスペンス ミステリー」


  物語    ★★★★★
  キャスト  ★★★★☆彡
  謎     ★★★★☆彡


監督     猪崎宣昭


キャスト


赤羽一兵      (上川隆也)
呉井大悟      (武田真治)
町田邦夫      (伊武雅刀)
前田礼子      (高橋恵子)


あらすじ

上川隆也が映画初主演を務めたミステリーサスペンス。「このミステリーがすごい! 2012年版・海外編」(宝島社)、「週刊文春ミステリーベスト10 2011年海外部門」(文藝春秋)、「ミステリが読みたい! 2012年版・海外編」(早川書房)でそれぞれ1位を獲得するなど、高い評価を獲得したデビッド・ゴードンの小説「二流小説家」を映画化した。⇊⇊⇊


ある日、小説家としてぱっとしない赤羽一兵(上川隆也)は、死刑が確定している連続殺人犯の呉井大悟から告白本の執筆を依頼される。彼はそのチャンスに飛び付き、呉井に面会に行くと、彼を主人公にした小説を書くという条件を提示される。赤羽は、ふに落ちないながらもOKし、3人の女性たちに取材をするのだが、行く先々で殺人事件が発生し戸惑い始める赤羽…



          『二流小説家』


二流小説家 - デイヴィッド ゴードン, 青木 千鶴
二流小説家 - デイヴィッド ゴードン, 青木 千鶴


感想


まず初めに題名で大まかなイメージが漠然と頭の中に叩き込まれるわけです!!


『二流』がインパクト‟大”なのです。
あえて『二流』の文字を出すことで観客に『売れない小説家』のイメージを植え付けるわけです。鑑賞以前から自分のイメージを最大限に膨らませて見ることで更に作品は面白味がましてくるわけで、なんだかワクワクしてきます^^


とにかく「面白かった〜」(笑)の一言。主人公の小説家「赤羽」(上川隆也)と死刑囚「呉井」(武田真治)の対話の中、赤羽の心理状態を考えずにはいられない。氣が付くと、自分は"赤羽"そんな状況に引きずり込まれているのです。


「気弱な赤羽」が時間と共に変わっていく感じが、なんとも言えずいい感じである。そして、赤羽の上手をいく呉井とのやり取りさらに興奮させられる。

赤羽の『またしてもやられた、のあの表情』に 呉井の淡々とした口調や『あざ笑うかのような』余裕のある態度…ふと気が付くと私もイラつかせられている( ^ω^)・・・そんな状況に陥っているわけです(笑)

二流小説家2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/78135/


また強烈に印象に残っているのは、前田礼子(高橋恵子)でしたね〜
これは自分で作り上げた彼女のイメージとのギャップがありすぎて…逆に女優の凄さを再認識したぐらい。

『赤』のイメージをアピールすると共に私の記憶に鮮明に残るものでした^^ですからキャスティングってかなり重要なんだな〜なんて思うわけです。
イメージとかけ離れていることが、吉とでるか凶とでるか( ^ω^)・・・面白いところです^^

ですが、前田礼子とは別に、町田邦夫(伊武雅刀)は私の想像通りのキャスティングで、これは最高に満足なのです。伊武雅刀のこういった役柄が私は大好き、ギャップがなくて、いや、ない方がいい(笑)


最後


ふと"羊たちの沈黙を"思い出させる作品でもありました。心理状態を常に気にしながらのミステリー作品の面白さ。謎が謎を…人間の中に潜むつかみきれない何か...自分の中にも同じ側面が多分あるだろう。と思わせる作品でしたね。

ミステリー作品を見るといつも思うのですが、どうしても自分の内面を見させられている感覚に陥るわけで〜必ず自問自答している自分に出くわすのです(笑)
あ〜またか〜なんて思いながら、理屈っぽい自分に陶酔して喜んでいるそんな私です( ^ω^)・・・



映画の為に生きている(笑)
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2024年10月29日

映画紹介ゆらり「華麗なるギャツビー」派手な演出 ディカプリオはまり役




華麗なるギャツビー(字幕版) - バズ・ラーマン, バズ・ラーマン, キャサリン・マーティン, ダグラス・ウィック, ルーシー・フィッシャー, キャサリン・ナップマン, バズ・ラーマン, クレイグ・ピアース, レオナルド・ディカプリオ, トビー・マグワイア, キャリー・マリガン, ジョエル・エドガートン, アイラ・フィッシャー, ジェイソン・クラーク, エリザベス・デビッキ
華麗なるギャツビー(字幕版) - バズ・ラーマン, バズ・ラーマン, キャサリン・マーティン, ダグラス・ウィック, ルーシー・フィッシャー, キャサリン・ナップマン, バズ・ラーマン, クレイグ・ピアース, レオナルド・ディカプリオ, トビー・マグワイア, キャリー・マリガン, ジョエル・エドガートン, アイラ・フィッシャー, ジェイソン・クラーク, エリザベス・デビッキ



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作品紹介
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  「ロマン」


  物語  ★★★☆☆
  衣装  ★★★★★
  映像  ★★★★★
  キャスト★★★★★


監督     バズ・ラーマン 【ムーランルージュ オーストラリア など】

  
キャスト


ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)
       【キャッチミー・イフ・ユーキャン】
       【シャッターアイランド】
       『インセプション』
 
デイジー・ブキャナン(キャリー・マリガン)
        【シェイム 私を離さないで など】

ギャツビー1.jpg


ニック      (トビー・マグワイア)
       【スパイダーマン】
       【完全なるチェックメイト】

ギャツビー2.jpg


あらすじ



アメリカンドリームを体現した謎めいた男ジェイ・ギャツビーの半生を描いたF・スコット・フィッツジェラルドの名作小説「グレート・ギャツビー」5度目の映画化


ニック(トビー・マグワイア)が暮らす家の隣に建つ、宮殿のような豪邸。ニックは、そこで毎晩のように盛大なパーティーを開く若き大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)と言葉を交わす仲になる。どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ。


感想

劇場で三回観ました〜^^
映像の美しさもそうですが〜衣装の美しさも本当に素晴らしい!!
ブランドの協力がなければ、派手好きなラーマン監督でもここまでの作品にはらなかったかもしれません。


必要以上に派手すぎるとの意見もありますが、女性である私から言わせていただきますと、「いやいやどうして美しいものには憧れます」から(笑)そして主演のディカプリオははまり役ですね。


彼には生まれつきの気品があるように思えてならない、「ディカプリオもまあそれはそれは美しい^^」なり上がりの資産家という雰囲気を陰に隠しつつ、気品を保つバランスのよさは何とも言えない魅力でした。



内容は単純に説明すれば人生をかけた恋愛ストーリー。
ただ金銭感覚の次元が違いすぎて庶民にはピントこないのです・・・理解しようとするのが間違っている?のかもしれませんが( ^ω^)・・・(笑)



そして一途に一人の女性を愛するギャツビーが女として憧れるストーリーでもあるわけです。愛される女性を演じるキャリーマリガンがこれまた役にピッタリなんです。男性であれば、守ってあげたくなるそんな女性とでもいいますか…ベビーフェイスの顔立ちにマシュマロを連想させられて、柔らかな女性を連想してしまいます。


3華麗なるギャツビー.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/57190/


最後


この映画を観ながら、二人の恋の時間に浸れた事が、まるで自分の事のようにとても楽しい時間でもありました。

そして『美しさには魔力がある』そう思える作品でもあるのです。吸い寄せられるように見入ってしまうそんな魔力です。

何度見ても「ほ〜」としてしまう程、昔見た「タイタニック」を思い出すラブストーリーでもありました^^そして、この映画は3Dで観ることで、映像の美しさが際立ち、更に作品を楽しめることでしょう。

華麗なるギャツビー2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/57190/



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2024年10月28日

きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜「リンカーン」これは本人⁇





リンカーン(字幕版) - Steven Spielberg, Daniel Day-Lewis, Sally Field, David Strathairn, Joseph Gordon-Levitt, James Spader, Hal Holbrook, Tommy Lee Jones
リンカーン(字幕版) - Steven Spielberg, Daniel Day-Lewis, Sally Field, David Strathairn, Joseph Gordon-Levitt, James Spader, Hal Holbrook, Tommy Lee Jones



こんにちは〜
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初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
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遠足でのお弁当確認のごとく、映画館では必ずハンカチを用意してからの鑑賞が当たり前。忘れたときの落ち着きのなさは半端ない!!まるでお弁当に箸を忘れた時のようだね^^
そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています


私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
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それでは
作品紹介
いってみよ〜う!!



「伝記 ロマン」



 物語   ★★★★★☆彡
 キャスト ★★★★★ 
 信念   ★★★★★
 希望   ★★★★★



監督  スティーヴン・スピルバーグ



キャスト



エイブラハム・リンカーン    (ダニエル・デイ=ルイス)
                『ファントム・スレッド』

リンカーン1.jpg
https://eiga.com/movie/77491/

メアリー・トッド・リンカーン  (サリー・フィールド)

リンカーン2.jpg
https://eiga.com/movie/77491/


ロバート・リンカーン      (ジョセフ・ゴードン=レビット)
                『スノーデン』

リンカーン3.jpg
https://eiga.com/movie/77491/


国務長官ウィリアム・スワード  (デヴィッド・ストラザーン)



あらすじ



エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が、大統領に再選された1865年。アメリカを内戦状態に追い込んだ南北戦争は4年目に突入したが、彼は奴隷制度を永遠に葬り去る合衆国憲法修正第13条を下院議会で批准させるまでは戦いを終わらせないという強い決意があった。そのためにも、国務長官ウィリアム・スワード(デヴィッド・ストラザーン)らと共に憲法修正に必要な票を獲得するための議会工作に乗り出す。そんな中、学生だった長男ロバート(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が北軍へと入隊し……

シネマトゥデイより


感想


リンカーン2.jpg


冒頭からスピルバーグのメッセージが流れだす。
彼のこの作品への思いが強く伝わってくる場面でもある。
誰もが名前を耳にする▶リンカーン◀あまり深く氣にとめることはなかった。
この映画を見るまでは...はたして偉大な指導者の生き方は....


恋に一途とはよくありますが、リンカーンに関しては使命に一途だったといえる表現で合っているかわかりませんが(笑)宿命に突き動かされた運命だったのではないかと・・・しなければいけない、というものではなく、せずにはいられないくらいの、選択肢がそれしかないのごとく・・・


揺らぐことのない信念。そこまで彼を思い込ませるのはなぜなのか?
本当に羨ましい一言である『進むべき道が明確に自分の中にあるならば、人生は最高のものになるのでないだろうか』そう、それがどんなに険しい道であっても・・・そんな氣にさせる映画でした。


ついつい"強さ"に着目して見いってしまった。『静と動』『強さと弱さ』二つの要素のバランスが絶妙に良く描かれていたように感じる「静かなる強さ」の映画でしたね。


リンカーン2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/77491/gallery/


リンカーン役のダニエル・デイ=ルイスですが、徹底した役作りがスゴイのです。
『マイ・レフトフット』
クリスティ・ブラウンを演じるため撮影中は常に左足だけを使った。車椅子に座ったまま生活し、立とうとはしなかったため、ケーブルや照明の邪魔にならないように、スタッフに車いすごと移動されていた。

『ラスト・オブ・モヒカン』
モヒカン族の役を演じるため6ヶ月間にわたって野営や釣りを行い、獣の皮を剥ぎ方などのサバイバル術を習得。最終的には自分でカヌーを作れるまでになった。

『ボクサー』
プロボクサーと週3回のスパーリングを3年続けた[13]が、そのスパーリングの最中に鼻の骨を折ってしまい、現在は鼻がわずかに曲がっている。

『リンカーン』
当時のリンカーンの外観に似せるため髪と髭を伸ばし、関連の書物やリンカーン自身が書き残したものを読みあさり、19世紀の生活に慣れるため、メアリー・トッド・リンカーン役のサリー・フィールドと当時の文体で手紙の交換を4ヶ月間行った。また、南部訛りを徹底して撮影に臨んだ。
などの話があります。


感想


こんな徹底ぶりならば映画監督からすれば安心して任せられるでしょうね〜何も必要以上に指示を出さなくても役になり切ってくれるわけですから、オファーを受けてもらえた時点で作品の半分はできあがっているのではないかしら?なんて思うわけです^^


そして彼の出演作品の共演者やあらゆる関係者は気が抜けないでしょうね〜これだけ真剣に向かい合って仕事をしている人がいるとなれば『常に真剣勝負』の現場なんだろうと推測します(笑)



ですが観客である私達にとっては彼の出演する作品は間違いなし!!みたいな確信をもって鑑賞できるわけですから、期待大で劇場へ足を運べることでしょう。
ただなかなか出てくれないので機会がそうそうないという問題点があるのですがね
( ^ω^)


実際の人物を違和感を感じさせることなく、ここまでリアルに表現できたこの作品に『素晴らしい』の一言です。



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2024年10月25日

きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜韓国映画『KCIA 南山の部長たち』(2021)2020年韓国で興行収入1位

KCIA 南山の部長たち(字幕版) - イ・ビョンホン, イ・ソンミン, クァク・ドウォン, イ・ヒジュン, キム・ソジン, ウ・ミンホ, ウ・ミンホ, イ・ジミン
KCIA 南山の部長たち(字幕版) - イ・ビョンホン, イ・ソンミン, クァク・ドウォン, イ・ヒジュン, キム・ソジン, ウ・ミンホ, ウ・ミンホ, イ・ジミン

こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!

ここ数年色々と環境の変化があり映画ともしばらく離れていました
断捨離する毎日でふと映画のパンフレット手に取り
映画の内容が思い出せずアマプラで再視聴(笑)
かなり久しぶりにブログをアップした次第です


今回の作品

1979年に韓国の朴正煕大統領が中央情報部部長キム・ジェギュに暗殺された実話を基に映画化した実録サスペンス。金忠植(キム・チュンシク)によるノンフィクション「実録KCIA『南山と呼ばれた男たち』」を原作に、「インサイダーズ 内部者たち」のウ・ミンホ監督がメガホンをとった。
引用元:https://eiga.com/movie/93972/



それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「社会派映画 歴史」  


物語    ★★★☆☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★☆



監督   ウ・ミンホ 『インサイダーズ』
 
 

キャスト

キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)『白頭山大噴火』『エターナル』それだけが、僕の世界『インサイダーズ』『密偵』『MASTER マスター 』
南山2.jpg
 引用元:https://eiga.com/movie/93972/gallery/6/


大統領(イ・ソンミン)『工作』
南山3.png
c︎KCIA 南山の部長たち


KCIAの元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)『タチャ〜神の手〜』『アシュラ』
南山3.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/93972/gallery/6/


あらすじ

1979年10月26日、韓国。大統領直属の諜報(ちょうほう)機関である中央情報部(KCIA)の部長を務めるキム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が、敬服していたはずの大統領(イ・ソンミン)を射殺する。事件の40日前、アメリカに亡命したKCIAの元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)が下院議会聴聞会で韓国大統領の横暴を告発していた。キムは、かつての友人でもあるヨンガクに大統領の命で接触し、事態収拾を図るが、その再会が彼の人生を大きく狂わせていく。
引用元:シネマトゥデイより

感想

まず映画のイメージ決まるといっても大げさではないのかとおもいますが…
『KCIA 南山の部長たち』ってネーミングもうちょっどうにかならなかったかな?
せめて日本だけでも”男たち”でよかったのでは?ってね
日本人だからなのか発想が乏しい為なのか
国家を背負っている部署にはピンと来ないのですよね
だが、閣下だけはよくわかる(笑)



ネーミングはさておき、キャスティングはど真ん中
イ・ビョンホンを見れば大丈夫って…何が?(笑)
内容見なくても大体わかる(笑)みたいな気分になるんです。
何度も言いますがターミネーターに出てきた彼は衝撃的な印象を残していったので
機械人間のような(だから機械だから…)彼の表情はいまだに覚えています



そしてこんな重圧感半端ない作品を制作する現場で
「役者さんって笑ったりするのかな?」
なんて、どうでもいい心配をしてみたりするのです




それは、まさに、暗殺を実行しようとしているそのさなか
今は亡き戦友とも呼べる元部長パク・ヨンガクの為に
グラスに酒を注ぐキム・ギュピョン(イ・ビョンホン)を見ながら感じました


凄まじい重圧に押しつぶされそうな瞬間を感じ取れる迫真の演技に
大統領(イ・ソンミン)の表情にもゾクッと寒気がするほどの迫力が…




こんな演技を見せられると
緊張の糸が切れたら演技するのも大変なんではないのかと…


実際私も鑑賞中フッと肩の力を抜くことができたのは
キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が計画を終了したその時
韓国中央情報部に向かう車の方向を変えたその表情に『我に戻った』
そして全てをやり終え全てを手放したそんな表情だったのです。


最後

権力とは持ったものしか分からない?
そう資本主義の世の中に、いやいや資本主義ではなくても
お金と権力を持つと何か錯覚を起こすのでしょうね
みなぎるパワーを…


願わくばその錯覚を起こす方法を自分の中にインストール出来れば最強!!(笑)
なんて願望が見え隠れする私なのです。



私が生れた時代日本に
身近に戦争、反乱、クーデター、暴徒
経験することなく今にいる



実感する事もない自分の状況の中
暗い過去の歴史の一部分を別の視点から切り取り
映画というエンタテインメントで再現させ、見る人を興奮にかりたてる
映画って異次元への入り口かもしれません^^




映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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posted by ゆらり at 20:08| Comment(0) | クライムエンタテインメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする