2024年11月05日

映画紹介ゆらり「トランセンデンス」ジョニー・デップ 悲しげな人口知能


トランセンデンス(字幕版) - ウォーリー・フィスター, ジャック・パグレン, ジョニーデップ, レベッカホール, モーガン・フリーマン
トランセンデンス(字幕版) - ウォーリー・フィスター, ジャック・パグレン, ジョニーデップ, レベッカホール, モーガン・フリーマン  



「あ〜よかった!!」
ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。


初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します


遠足でのお弁当確認のごとく、映画館では必ずハンカチを用意してからの鑑賞が当たり前。忘れたときの落ち着きのなさは半端ない!!まるでお弁当に箸を忘れた時のようだね^^そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています

私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!


それでは
作品紹介
いってみよ〜う^^


「SFサスペンス」



 映像   ★★★☆☆
 キャスト ★★★★☆
 物語   ★★★★★
 切なさ  ★★★★★☆彡



監督      ウォーリー・フィスター


キャスト



科学者ウィル  (ジョニー・デップ)
妻エヴリン   (レベッカ・ホール)

トランセンデンス3.jpg
引用元:ヤフー映画
  
 

あらすじ



最近の脳科学の進歩には驚きの連続だ。これは映画でのストーリーであるが人工知能が進化している今現実になりうる話なのかもしれない。



死を目前にした優秀な科学者ウィル、その頭脳を妻エヴリンによってスーパーコンピューターにインストールされる・・・だがサイバー空間に身を投じたウィルは、いつしか全能の力を手にし、人類の脅威となっていく。

トランセンデンス1.jpg
https://eiga.com/movie/79708/gallery/3/

超越(トランセンデンス)したウィルは神となり特殊な文明を織り成していく…最善の方法を選んだはずだった。が、思わぬ方向に進んで進化を遂げるウィルのコンピューター頭脳にエヴリンは戸惑いをかくせなくなっていくのである。



感想



いくら優秀な頭脳であっても、夫の頭脳をコンピューターにインストールしてしまうという考えには至らないでしょう?普通は?って思うわけです。あくまでも、私はですが( ^ω^)


ここは夫婦である前に一人の科学者なのでしょう。夫を失うことではなく、一科学者の優秀な頭脳(知識や、データ)の損失を重要に考えてしまう、職業病ともとれるエヴェリンにみえてしまうのです。


トランセンデンス2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/79708/gallery/2/



ですがよかれと思ってしたことも、コンピューターのウィルに人間味を感じることが出来なくなってくるエヴリン(すでに人間でないので擬人化していたことのほうがおかしいのかもしれないのですが(;^ω^)


何かが違う?しょせんコンピューター?そう思い始める。
と、同時にオンラインで全ての情報網と繋がり進化を続けるウィル、超越(トランセンデンス)した先は、ついに生命までもコントロールするようになってくる彼に信頼をなくし脅威と絶望を感じ始めるエヴリン・・・


ん〜そうそう、なんとなくここまではある程度想像できるストーリー展開


トランセンデンス4.jpg
引用元:ヤフー映画

SFサスペンス的な「人類とコンピューターの相違点を浮き彫りにして、結局はコンピューターだから〜みたいな視点で描く物語」は沢山ありますからね^^

私も便乗してエヴリンに感情移入してしまったわけです。大変よ〜ウィルが暴走し始めた、やっぱりこうなるのね〜って( ;∀;)



だが結末は最後の最後まで人間であったウィル。
どっちの方が人間なの?って疑問すら出てくる始末です(^ω^)

言い方が変ですね( ^ω^)・・・コンピューターにインストールされても尚、人間的な感情に、人間的な考え、人間的な愛する気持ちを、『心』を失う事がなかったウィル。

擬人化で表現する事すら出来ない、人間そのものの、人工知能ウィル。いや、違いますね体を必要としないウィル。とでも言いましょうか。



最後



可能性は計り知れないものなのかも、脳とは愛とは?何も変わらないウィルに疑惑をもち始めたのは、紛れもなく人間であるエヴリン…コンピューターの仮面を被ったウィルを色眼鏡で見てしまっていたのです。変わってしまったのは、人間(エヴリン)の思考でした



コンピューターにインストールされたウィルと思って見ていると「コンピューターだからね」と決めつける私もいました。多分観客の大方はそんな考え方で観るとおもいますし、エヴリンも心のどこかにこの気持ちは少なからずあったのではないかと思うのです。


ですがちょっと考えてみて下さい。普段夫婦で生活していて自分の考えを1から10まで全て相手に伝えているだろうか?って 


答えはNOではないでしょうか?言わなくても分かってもらえている そんな気持ちでいることが多々あるようにおもえば、人間の夫婦ですらこんなものなのですから、コンピューターのウィルでも同じこと・・・信頼している妻には自分の考えを理解してもらえている…と思っていたのでしょう。まるでウィルが人間であるように扱うのもへんですね(笑)


その考え方が最終的に悲劇を起こしてしまったように思えるのです。

 最後、ウィルの本当の目的を知ってしまうことで、大きな罪悪感を心の隅に、そして少しの安堵感を感じることを否定できない作品でした。結局のところ私もエヴェリンと大差ないのね〜(;´∀`)と思う作品でした。



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


最後までよんでいただきありがとうございます
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posted by ゆらり at 19:30| Comment(0) | SF サスペンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする