2024年11月10日

映画紹介ゆらり『蜩の記』凛々しい武士姿「岡田准一」

蜩ノ記 - 小泉堯史, 小泉堯史, 古田求, 岡田准一, 役所広司, 原田美枝子, 堀北真希
蜩ノ記 - 小泉堯史, 小泉堯史, 古田求, 岡田准一, 役所広司, 原田美枝子, 堀北真希



「あ〜よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。

初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します


遠足でのお弁当確認のごとく、映画館では必ずハンカチを用意してからの鑑賞が当たり前。忘れたときの落ち着きのなさは半端ない!!まるでお弁当に箸を忘れた時のようだね^^

そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています

私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!

今回の作品
第146回直木賞を受賞した葉室麟の小説を、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史監督のメガホンで映画化した時代劇。前代未聞の事件を起こした戸田秋谷は、10年後の夏に切腹すること、そしてその日までに藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じらる。

それでは
作品紹介
いってみよ〜う^^


「時代劇」

 キャスト   ★★★★★
 物語     ★★★★☆彡
 日本美    ★★★★☆
 生き様    ★★★★★


監督   小泉堯史


キャスト



戸田 秋谷  (役所 広司) 
     『三度目の殺人』『関ヶ原』『十三人の刺客』『素晴らしき世界』
檀野 庄三郎  (岡田 准一) 『海賊と呼ばれた男』『関ヶ原』『SP』『来る』
戸田の娘 薫  (堀北 真希)
戸田の妻 織江 (原田 三枝子)



あらすじ


7年前に事件を起こした戸田秋谷(役所広司)は、藩の歴史をまとめる家譜の編さんを命じられていた。
3年後の切腹まで監視役の命を受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷一家と共に生活するうち、家譜作りに励む秋谷に胸を打たれる。秋谷の人格者ぶりを知り、事件の真相を探り始めた庄三郎は、やがて藩政を大きく揺るがしかねない秘密を知るが……。


蜩の記.jpg
https://eiga.com/movie/78319/gallery/3/

感想


役所公司 岡田准一の共演に興味をそそられて観に行きました。2人の武士姿が凛々しくてすてきでしたね。


私は、以前から役所広司の武士姿が様になっていて妙に好きなのです。現代に例えるならば、スーツが似合うサラリーマンの感じとでもいいますか( ^ω^)・・・キリリとしていて、とても美しいのですね〜。


全体的に時代劇の武士姿は日本人の美が感じられて好きなんですけれどもね〜やっぱり着物姿っていいですからね。着るのは大変でも見ると着てみたいとおもってしまいます^^


時代劇は独特の世界観があり世代に関わらず親しまれる要素があるように思います

この作品はとてもとても静かな映画でした。また役所広司も岡田准一も武士としての振る舞い、信念、全てにおき見事に演じています。
期待通りでうれしくなってしまいます(*´▽`*)




理不尽なことが当たり前の時代だからこそ自分の信念を持たないと生きていけなかったのかもしれない。そう思わせる作品でもありましたね〜。


そして改めて日本人でよかったと思える美しい作品です

蜩ノ記2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/78319/gallery/4/



子供を殺され絶望の淵にたたされたお由の方(寺島しのぶ)は夫でもない戸田にそれでも生きて欲しいと望まれ、生きることを選び出家するのですが、お由の方は「縁ある人は生きていくうえで支えになる」そんなことを言うのです、この言葉はとても深く心に響きます。


絶望の淵に立たされ死を考えていたお由の方にとって自分のことを親身に心配してくれる戸田の存在は計り知れないぐらいの存在だったに違いなかったのでしょう。


今の時代でしたら、不倫とかの方向にいってしまいがちな話なのですが(^▽^;)ネットもありませんから情報がゆっくりゆっくりと流れていくわけです。


それはタイムリーなものではなく、全てが過去の情報、もどかしさ極まり「ン〜もう」と言いたくなるぐらい、しまいにはなんでそうなるの〜と(^▽^;)


ですが、人間を信頼する情とでもいいますか嘘でも人間を信じることを選ぶ『信頼関係』というものは今の比ではない。とても羨ましいものがありますね。


蜩ノ記1.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/78319/gallery/

最後


素晴らしいこの景色をみて
『あの人もこの景色を見ているだろう、そう思うだけで心の支えになります』

戸田とお由の方の間には、男と女の壁を越えた大きなものを感じる作品でした。



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画って本当にいいですね〜


最後までよんでいただきありがとうございます
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posted by ゆらり at 16:07| Comment(0) | 時代劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする