2017年07月31日

「僕と世界の方程式」きっと映画が見たくなる!ゆらり〜自閉症ネイサンの恋の始まり❤


僕と世界の方程式.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/85884/


こんにちは〜
「あ〜よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。

初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します

遠足でのお弁当確認のごとく、映画館では必ずハンカチを用意してからの鑑賞が当たり前。忘れたときの落ち着きのなさは半端ない!!まるでお弁当に箸を忘れた時のようだね^^
そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています

私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね〜^^では、いきますよ!!


それでは
作品紹介
いってみよ〜う!!


「ヒューマンドラマ」


物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★



監督モーガン・マシューズ



キャスト



ネイサン     (エイサ・バターフィールド) 
         『ヒューゴの不思議な発明』
         『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』
   

母ジュリー      (サリー・ホーキンス
数学教師ハンフリーズ (レイフ・スポール)
少女チャン・メイ   (ジョー・ヤン)



あらすじ 



他人との意思疎通は苦手だが、数学に関しては突出した才能を誇る少年ネイサン(エイサ・バターフィールド)。母ジュリー(サリー・ホーキンス)はその才能をさらに伸ばそうと、息子への個別指導を数学教師ハンフリーズ(レイフ・スポール)に頼む。やがてネイサンは、国際数学オリンピックのイギリス代表チームのメンバーに選出されるまでになった。台北での合宿に参加した彼は、そこで中国チームの少女チャン・メイ(ジョー・ヤン)と出会う。

シネマトゥデイより


感想



私のお気に入りのエイサ・バターフィールドが主演の作品でワクワクしながら鑑賞です^^



まず序盤はネイサン(エイサ・バターフィールド)が自閉症スペクトラムと診断されるくだりからのはじまりです。この病名を珍しく感じなくなってきた昨今ですが、それは名前だけでのことで、症状的なもの、どう対応することがベストなのか?そんな知識は全くのゼロの私はあまり深く考えたことなどなく…この作品をみて母親の立場を改めて考えてしまうのでした。



ネイサンは自閉症と診断されて間もなく、彼の一番の理解者であり友人の父親を交通事故で亡くしてしまうのですが、自閉症だからなのか?それとも交通事故のショックからなのか?父親を失うという『悲しむ行為』自体を感じる(自覚する)ことすらできないでいたのはとても辛かったことなのだろうと思えてしまうのでした。


ネイサンの父親は『笑うこと』ですら、笑い方を自然出来る様に『笑わせて』くれたりもしたのです(フライドポテトを鼻の穴に突っ込んで^^)ですから、お父さんが死んでからは笑うことすらできないでいるネイサン・・・そんな彼を母親は「どうすれば笑ってくれるのか?」見ているのがとても辛かったのです。笑顔って本当に大事ですよね〜毎日一緒に暮らす家族が笑わないって・・・かなりしんどいものかと推測します。



そんなネイサンも彼の才能の数学を生かして、数学オリンピックのイギリス代表メンバーに選ばれることになり、オリンピックに向けて海外の参加者との合宿で中国チームの少女 チャン・メイ(ジョー・ヤン)と出会いが彼の大きな成長につながるのです。


それは年頃の子が当たり前に経験する恋を通して、相手がどんな思いをするのか?どんな対応をしたらいいのか?どんなことを喜ぶのか?相手の為に自分が何をすればいいのか?『自発的に考える』ことを始めるのです。それはごく普通のことのようですが、自閉症スペクトラムのネイサンにとっては、母親に確認をするぐらいどうしていいのかわからないわけですね^^


そして恋をしたことすら自覚出来ないネイサン…そんな彼に対して母親ジュリーは「それは恋なのよ!!」なんて説明をしないのです。ネイサンが数学的能力で理解できるように分かりやすく、理論的に教えていくあたりが とてもとてもよかったですその恋のおかげで、お母さんも良き理解者の1人になることになり、ネイサンとのコミュニケーションツールを見つける事が出来て親子としての絆が深まる2人に、私も同じ母親として嬉しくなってしまうのでした(≧▽≦)


最後


自閉症スペクトラムと言っても漠然としたイメージしかありませんでしたが、この作品を見てだいぶイメージが変わりました。当たり前に恋もして、悲しみ、怒り、それも本人がそういった概念がないだけのものであり、それを『〜のようなものなのだよ』と分かりやすく説明さえすれは何ら問題はないのかもしれないのかと・・・


普段私達は、ある程度の成長と共に人の能力基準を決めてしまいがちであり、○○歳ならこんなこと出来て当然と思い込んでしまっているのかもしれませんね〜。それはちょっと違うことなのかもしれない…そんな感じを受けてしまう作品でもありました。人それぞれの成長過程は違うものなのだよってね^^


そして最後にネイサンの恋の相手が英国女子でなく、中国の女の子という設定がすごくよかったです。何とも控えめな感じのチャン・メイ(ジョー・ヤン)が自閉症のネイサンを優しくリードしてくれる・・・見ていてほんわか優しくなれる2人に、心温まるおもいがしました^^

僕と世界2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/85884/gallery/



同じような親子の映画としてこれもよかったです^^
『ものすごくうるさくてありえないほど近い』(過去記事も合わせてどうぞ)




映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画って本当にいいですね〜


最後までよんでいただきありがとうございます
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posted by ゆらり at 20:26| Comment(0) | ヒューマンドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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