2021年02月17日

『すばらしき世界』 (2020)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜最高のキャスティングにまるで川が流れるような描写『哀しくも美しい世界観』際だつ脇役魅力全開


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引用元:https://eiga.com/movie/92069/


こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


今回の作品
『ゆれる』『永い言い訳』などの西川美和が脚本と監督を手掛け、佐木隆三の小説「身分帳」を原案に描く人間ドラマ。原案の舞台を約35年後の現代に設定し、13年の刑期を終えた元殺人犯の出所後の日々を描く。
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「実話」    

物語    ★★★☆☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★☆
音楽    ★★★★★


監督  
 
西川美和
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引用元:https://eiga.com/movie/92069/interview/

キャスト

三上 (役所広司)『蜩ノ記』『三度目の殺人』『関ヶ原』『十三人の刺客』
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テレビディレクターの津乃田  (仲野太賀)
プロデューサーの吉澤     (長澤まさみ)
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スーパーの店長 松本 (六角精児)『銀魂』『銀魂2』
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市役所役員 井口   (北村有起哉)『本気のしるし』『ヤクザと家族』
弁護士夫婦      (橋爪功、梶芽衣子)『破門ふたりのヤクビョーガミ』
やくざ組長の姐さん  (キムラ緑子)

あらすじ

下町で暮らす短気な性格の三上(役所広司)は、強面の外見とは裏腹に、困っている人を放っておけない優しい一面も持っていた。過去に殺人を犯し、人生のほとんどを刑務所の中で過ごしてきた彼は、何とかまっとうに生きようともがき苦しむ。そんな三上に目をつけた、テレビマンの津乃田(仲野太賀)とプロデューサーの吉澤(長澤まさみ)は、彼に取り入って彼をネタにしようと考えていた
シネマトゥデイより

感想

私の大好きな役所広司(別名 役者広司^^)が主役ですから見ないわけにはいかないわけで、速攻劇場Gotoです(自粛制限中ですが…)
最初に言っておきますが、監督色がこれでもか〜〜と出ておりまして、一癖も二癖もあり好みはわかれるのかな?なんて思う訳なのです。

ですが、もう何年も前に観た『ゆれる』(2006)なんて今でもラストシーンのあの一瞬を忘れることが出来ないぐらい、監督は個性的な役者の魅力を最大限まで引き出すことに長けた人なのだろうと、今回の作品を観ながらほくそ笑むのでした。
ゆれる.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/1759/photo/

実話を元に作られた作品を多々観てきましたが、やはり感動域まで達する作品はみな一様に役者が当事者にどれだけ近づけるかが勝負(笑)だとおもっています。
そしてこの作品その点においては文句なしのパーフェクトと言っていいのではないかとおもうのです


受刑者三上(役所広司)を見た瞬間に『うわ〜〜本物だ〜〜』(笑)ってね^^

三上(役所広司)の圧倒的な存在感はさることながら、個性的な脇役の魅力を余すことなく表現していることに深いため息とともに満足感を得られることとおもいます。

普段、脇役の名前は(印象に残らない方、出番が少ないなど)はブログ記事には省略するのですね、ですが今回は三上同様にインパクトが強すぎて、みな取りこぼすわけにはいかないそんな思いで名前だけでも、とアップしました^^

昨日観た作品を思い出しながらブログ記事を書いているのですが、しばし鳥肌がたちます(; ・`д・´)

特に印象に残ったことは『音楽』バックに流れる音楽が最高に良かったです。
大きな動きをするわけでもないこの作品、短調になりがちな内容だけにこれといった「見せ場」などなさそうなのですね。

ですが、音楽が作品全体をまるで川の流れのようにとどまること、よどむことなくストーリー展開する潤滑油のように…最後には、まるで美しいラブストーリーを観ているかのごとく錯覚してしまいそうになります。

西川監督がこんなことを言っています
津乃田が大浴場で三上の背中を流しながら語りかけるシーンや、キムラ緑子が扮した暴力団組長の妻・マス子が三上に「やけど空が広い。不意にしたらあかんよ」と伝えるくだりからは、そこはかとない“愛情”を感じる。決して数は多くないにせよ気遣い、思ってくれる存在がこの世の中にいるということを、三上は徐々に噛み締めていく。このことこそが、三上にとっての幸福といえるのではないだろうか。
引用元:https://eiga.com/movie/92069/interview/

そう、男女におけるラブストーリーだけではなく、人間の奥底から湧き出る『愛』そのもののラブストーリーなんです。
『背中を流す』ただそれだけで涙が止まりません(*´Д`)

また、仲野も
「日本映画界の大黒柱である役所さんが目の前にいて、僕が憧れてきた日本映画を支えてきた超一流のスタッフさんがいて、西川組という場所自体が中学生の頃から憧れてきた聖域そのもの。色々な現場で経験を積んで、ようやく辿り着けた場所。これまでに自分自身が積み上げてきたものが試される瞬間というのがいっぱいあったし、それ以上に僕という人間そのものが試されている瞬間もあった気がします。
引用元:https://eiga.com/movie/92069/interview/

序盤から終盤にかけ津乃田の変わりゆく様に目を見張るようでした。内面の心の動きが手に取るようにわかることに驚かされてしまいました。
最初は「仲野太賀」???と違和感を隠せなかったのですが、最終的にとてもいい演技と評価したくなることに『申し訳ございませんでした』と謝っておきます(≧▽≦)

津乃田も三上も自分を偽ることなく「純粋なまでの優しさ」を表面化していく様にハートを撃ち抜かれる気分になることでしょう。

最後

こんな映画を見るたびに「犯罪者」を許していいのだろうか?みたいな疑問と否定の自問自答と葛藤を繰り返すのです。
解決できない問題を常に提示され困惑する始末です。
あなたならどう思う・・・

関連作品もぜひどうぞ
『悪との距離』
悪5.png
引用元:https://f4.tv/aku/index.html

『私たちの幸せな時間』
私達の幸せ1.jpg


映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


最後までよんでいただきありがとうございます
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posted by ゆらり at 20:03| Comment(0) | 実話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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