2020年09月01日

16+『悪との距離』(2019)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜高い完成度★5つ


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引用元:https://f4.tv/aku/index.html


こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


今回の作品
現在の世の中が抱える大きな社会問題、その打開策とも言えるこの作品
重過ぎて誰も見ないふりをして蓋をしていた現状を、今までの視点とは違う切り口で解決策を見出す描写が一筋の光を見るように安堵すら感じる。

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「超オススメ」
「社会派ドラマ」    


物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★
音楽    ★★★★☆


監督  
 
リン・ジュンヤン

キャスト

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引用元:https://f4.tv/aku/cast.html

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引用元:https://f4.tv/aku/cast.html

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引用元:https://f4.tv/aku/cast.html

李大芝(リーダージー)チェン・ユー
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引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

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引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html


あらすじ

2年前、ある映画館で起きた無差別殺人事件。
そのとき息子を失った報道局の副局長・宋喬安(ソン・チャオアン)は、 一層仕事に打ち込む日々を送っていた。ある日、宋喬安は新人アルバイトの李大芝(リー・ダージー)の適性を見抜き、 編成業務を任せる。しかし彼女は、息子を殺した殺人犯・李暁明(リー・シャオミン)の妹だった。一方、李暁明の弁護士・ 王赦(ワン・シャー)は、稀代の悪人の味方だと世間から批判を浴びながらも、揺るぎない信念で職務に奔走する。 王赦の粘り強い働きかけにより、これまで黙して語らなかった李暁明が心を開きかけたとき事態は急変し…。
引用元:https://f4.tv/aku/index.html



感想

まず初めにこの作品を観る時は時間を確保してからの鑑賞をオススメします(≧▽≦)
さもないと、翌日の体調に影響が出ること必至です^^
用は途中でやめられない状況になることになることが予想されるからです。
また、翌日出かける予定がある時もオススメ出来ません。
鼻水ティシュの山が予測されますから顔の状態が不安定な状況も予想されます。

前々から、こんな作品を見るたびに、私は自問自答するのです。
『罪を憎んで人を憎まず』これは理想論か?否か?
私の中では当事者にならなければ言ってはいけない、いや意見する事すらしてはいけない空気感が常にまとわり付き、答えを導き出すことすら出来ないでいたのです。

「殺人を犯したのだから死刑は当然」と劇中でもありましたが、それも私個人の意見ではやはり賛成しかねるのであります。
無期懲役で罪を償うことが最良ではないかという持論です。
人が人を裁くことに違和感を感じるのです。

そういった点で作品の中ではあまり触れませんでしたが、別な視点で『急激に変化しつづける現在』世の中の考え方、会社で言えば『再発防止に、解決策』とでも言えば分かりやすいかとおもいますが、こういった事件を防ぐ為の具体的な対策と起こってしまった時の対応策。そういった内容の作品でありました。

誰もがこんな状況に「陥ってしまうかもしれない可能性」がある世の中に
私は関係ないと言える人はいないのではないでしょうか。

「加害者は罪の意識(自覚)がない状態の自分の行為に自分を見失い」
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https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

「加害者家族は犯罪者の家族であることで自分を責め」
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https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

「遺族は家族を失った事を自分のせいだと責める」

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引用元:https://www.cinemart.co.jp/dc/t/aku.html

それぞれに行き場のない感情の中で闇の中をさまよい続ける
『被害者も加害者であり、加害者も被害者』そんな状況がありありと映し出される内容に誰もが関係者である現在社会大きな問題提起作品でもありました。


今、ネットによる誹謗中傷問題が大きく問題視されているわけですが、みんな行き場のない感情をぶつけているかのように見えるのです。
常に時間に追われる日常生活に圧迫され、余裕のない毎日のようです。

ですが、それは個人の問題のように見えて実は違うのではないかと思うのです。
個々で解決できる範囲を超えている現状は、政府の大きな助けが必要で
社会の仕組みの立て直しは必須であると思うからです。

そんな安心できる仕組みの上でなら、人は他人を思いやる気持ち(余裕)がきっと生れてくるはずです。


最後


加害者 も 加害者家族 も 被害者 も 被害者家族 も
和解を求めて 許しを請う為、先の見えない地獄の様な毎日を送るりながら向き合っていく姿にエールを送りたくなりました。

全ては『自分を赦す為』『自分を癒すため』誰でもない自分のために…


こんな形でお互いが寄り添える奇跡の様な日が来ることがあるなんて感動意外ありません。そして、関係者全ての人の勇気に拍手を送りたくなることでしょう。

同じような『命』について考える作品

『私たちの幸せな時間』
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「罪と罰 wowowドラマ」
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映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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2020年06月16日

『悪女/AKUJO 』R15きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜愛した男はただのケダモノ⁉


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引用元:https://eiga.com/movie/87892/

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今回の作品
始まりは、幼いころに父親を殺され、犯罪組織の殺し屋として育てられたヒロイン・スクヒが、初めて愛した男の復しゅうを果たすために単身ライバル組織に乗り込むさまを描く
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「超オススメ」
「アクション」
「ヒューマンドラマ」
「ラブストーリー」

物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★


監督    チョン・ビョンギル


キャスト

スクヒ    (キム・オクビン)
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引用元:http://akujo-movie.jp/


ジュンサン  (シン・ハギュン)
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引用元:http://akujo-movie.jp/


ヒョンス   (ソンジュン)
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引用元:http://akujo-movie.jp/

クォン幹部  (キム・ソヒョン)
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引用元:http://akujo-movie.jp/



あらすじ

スクヒ(キム・オクビン)は犯罪グループの殺し屋として成長し、やがて育ての親ジュンサン(シン・ハギュン)に好意を抱くようになり結婚する。だが、まもなくジュンサンが対立する組織によって殺され、スクヒは復讐(ふくしゅう)を実行する。その後彼女は国家組織に身柄を拘束され、10年後の自由と引き換えに国家専属の暗殺者となる。
引用元:シネマトゥデイより


感想

最近観たリュック・ベッソン『ANNA/アナ』
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引用元:https://eiga.com/movie/92630/
の興奮がまだ余韻にあるのですが、それ以上の感動があったと思うくらい、自分でも驚くばかりです。

アクション映画は大好きです

過去記事にもアップしていますが
『LUCY/ルーシー』
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引用元:http://eiga.com/movie/80434/

『コロンビアーナ』(製作、脚本)
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引用元:http://eiga.com/movie/57114/

『The Witch/魔女 』
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引用元:https://eiga.com/movie/89763/gallery/


が私のおすオススメ映画ですが
また一つオススメ映画追加です^^

『The Witch/魔女 』を観て、それ以上の作品はないのではないか?そんな思い込みで先延ばしにしてしまい、今に至ります。そして少しだけ後悔みたいな(;^ω^)
だからこれからは漢字2文字のショッキングピンクには要注意です。

主人公が女性しかも美しい。スレンダーでありながらパワフル、しなやかで強靭。そんな強い女性に魅力を感じてしまうのですね〜。

強烈なアクションからのスタートで、しかも主人公の視点でのカメラワーク。そして主人公の顔は見えない。次から次へと男達を倒していくスピードは息を吞む展開。冒頭アクションシーンの終盤にやっと見せる『殺し屋』スクヒの少女ともいえる『あどけなさの残る顔立ち』これは『007』の冒頭シーンのインパクト以上のものがありました。

見どころは、良作といえるアクション映画のへのオマージュ的な描写が一つにとどまることなく至る所にエッセンスを散りばめているところですね

本当の敵は愛した男
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ペットボトルがアクセルを踏む
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花嫁が狙撃
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アクションには妥協する事なく挑んている。美しきヒロイン、キム・オクビンがノーCG、ノースタントマンで挑んだ超絶スタイリッシュ・アクション
キムは撮影を振り返り、「走行中のバスのドアの外で戦うシーンでは、(体が)道路とすれすれの距離にありました」「監督から、『アクションですべてを表現しよう。この映画の武器になれ』と言われました」「やればやるほど危険なシーンが増えました(笑)。リアルに撮るために、カメラが近くにありました。どうしても動作が大きくなるので、よくカメラとぶつかりました。あとから、刀も持てないほどの痛みで、手が震えました」「死ぬような思いで撮りました」と生々しい言葉で、壮絶な体験を語っている。
シネマトゥデイより
こんなコメントをみたら期待せざるを得ないでしょう。

一人の少女であり、一人の女性であり、一人の母親。
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そんな顔を見せてくれるヒロインが普通過ぎる成長を見せてくれる事で親近感すら感じて、アクション映画なのに…ヒューマンドラマを観ている気にすらなってしまうのです。『悪女』なんて似合わない…そう思えるほど。

最後

とめどなく続く戦いの末、全てを失い生きている自分に何を思うのか。
罪悪感を手放した男の『本当の想い』を感じながら生きるのか。
それとも『悪女』として生きるのか。
ラストシーン…意味するものは・・・

映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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2020年06月06日

『ANNA/アナ』PG12きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜ラスト5分・鳥肌立ちまくり〘これだから映画はやめれれない〙


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引用元:https://eiga.com/movie/92630/

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今回の作品
ソ連の諜報(ちょうほう)機関KGBの女殺し屋の活躍を描く。ロシア出身のモデル、サッシャ・ルスが殺し屋を演じ、5分で40人を倒す格闘シーンなどをこなした
シネマトゥデイより


それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「超オススメ」
「アクション」


物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★


監督    リュック・ベッソン『ニキータ』『レオン』『LUCY ルーシー』



キャスト


KGB/殺し屋のアナ    (サッシャ・ルス)ANA2.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/92630/

KGB/アレクセイ・チェンコフ(ルーク・エヴァンス)
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引用元:https://eiga.com/movie/92630/

CIA/レナード・ミラー (キリアン・マーフィ)
『TIME』『レッドライト』『インセプション』
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引用元:https://eiga.com/movie/92630/
 
KGB上司/オルガ(ヘレン・ミレン)『マダム・マロリーと魔法のスパイス 』
                  『すばらしきかな、人生』
                  『グッドライアー 偽りのゲーム』
                  『黄金のアデーレ 名画の帰還』

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引用元:https://eiga.com/movie/92630/

あらすじ

1990年、ソ連の諜報(ちょうほう)機関KGBで国家にとって危険な人物を抹殺するため育成された殺しゾ屋のアナ(サッシャ・ルス)は、モデル、コールガールなど複数の顔を使い分け明晰(めいせき)な頭脳と抜群の身体能力を駆使し、腕利きの暗殺者に成長する。あるとき、CIAのわなにはめられたアナは、捜査官のレナード(キリアン・マーフィ)から信じがたい取引を迫られる。
シネマトゥデイより

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引用元:https://eiga.com/movie/92630/

感想

いやいやいやいや、4回いいましたね^^ゾクゾク、ザワザワ、最後鳥肌が追い打ちをかけてくる。私が女だからでしょうか?そんな気がします。リュック・ベッソンが私が思う事を意図してこんな仕上がりにしたのか否か、女性に対して賛歌ともとれるラストシーンに最高に感激をしてしまいました。

だから今まであまり気にかけなかったのですが『ニキータ』これから鑑賞したいと思います。そして、あ〜〜時間が足らない!と思うわけです^^感動作を観ると紐付け作品が増えて観たいものだらけになってしまいます。

『LUCY/ルーシー』
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引用元:http://eiga.com/movie/80434/

『コロンビアーナ』(製作、脚本)
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引用元:http://eiga.com/movie/57114/
2つは私の大好きな作品でしてその影響で今回は鑑賞したわけですが、それを上回る展開で最高にいい気分です^^

作品の内容は、KGBスパイであるアナは自由を求めて仕事をこなしていく日常に5年後の未来が確信の持てるものではない事を『確信』して人生に悲観的になっていく中CIAの罠で思いがけない方向に進んでいくことになる・・・

KGBスパイの強引な勧誘(笑)でもそうであるが、会話に無駄がない切れ者、クール、頭脳明晰を印象付けるアナそれでもって美人なわけですから目が離せないわけですね〜

淡々と仕事をこなしていくものだから、色恋沙汰は無縁なのかと思いきや、そこはクールに決めてくる(≧▽≦)だからいいね!いいね!となるのです。

序盤、アナ上司オルガの首を絞めたくなるほど憎らしいと思えるのですが、終盤、同じ女性でありKGBの中の”1つのコマ”という立場である事を考えると、上司と部下という関係よりももっと違う、例えるなら『007』のボンドとⅯの様に信頼関係を築き上げた2人になっていく描写がイイ感じでした。

そんな2人が仕掛けるラスト5分の目くらまし。

意図したわけではなくても、いい男2人を結果手玉に取り自分の夢を掴み取るまで諦めない。最後『してやったり』何故か私は心の中でつぶやくのでした(=^・^=)
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引用元:https://eiga.com/movie/92630/

最後

アクションに関しては折り紙つきで評価云々は野望とおもいますが、スパイものでありがちな裏の裏を読む展開に観客を飽きさせない。
時系列の交差も複雑に絡み合い、ボーと鑑賞している暇を与えない。常にスリルを側面に携えているそんな感覚で鑑賞する事でしょう。



ルーシーの黒髪はイマイチぴんとこなかったのですが、この作品のアナはモデルという事もある為なのか、完璧過ぎるぐらい綺麗でしたね〜(*´▽`*)

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引用元:https://eiga.com/movie/92630/

そして最後、髪型をもって美しさを表現するあたり、詰めは完璧〜^^


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2020年04月18日

『あの頃、君を追いかけた』きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜 久々満点★5つ『ザ・青春ストーリー』ラストが秀逸

  

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引用元:https://eiga.com/movie/78728/   


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今回の作品
台湾の人気作家ギデンズ・コーが初めて長編映画のメガホンを取り、自身の自伝的小説を映画化した青春作。
シネマトゥデイより


それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「超オススメ映画」
「ラブストーリー」

物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★


監督   ギデンズ・コー


キャスト


コートン    (クー・チェンドン)
ボーチ     (イエン・ションユー)
アハ      (スティーブン・ハオ)
グオション   (ジュアン・ハオチュエン)
マタカキ    (ツァイ・チャンシエン)

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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/


クラスのマドンナ・チアイー (ミシェル・チェン)
フー・チアウェイ      (フー・チアウェイ) 
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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/


あらすじ

1994年、コートン(クー・チェンドン)は、台湾の地方都市の彰化で中高一貫の高校に通っていた。彼は同じクラスの親友ボーチ(イエン・ションユー)、アハ(スティーブン・ハオ)、グオション(ジュアン・ハオチュエン)、マタカキ(ツァイ・チャンシエン)らとつるんでふざけてばかり。五人は、クラスのマドンナ・チアイー(ミシェル・チェン)に夢中で……。
シネマトゥデイより

感想

始まりはありがちなテクニックから(;^ω^)
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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/


携帯もない、ひと昔前の日本を彷彿とさせる映像 昔を美しく感じる不思議な感覚…
どこにでもある青春の一コマ、高校生のいたずら、悪あがき、夢もなくただ何となくの日常…何故か微笑ましく美化されて見えてくる^^
現在の若者がどう受け止めるのかは分からないが恋をするものであれば何かしら共感をするのではないでしょうか(*´▽`*)
『恋してくれてありがとう』
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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/


パラレルワールドで仲直りした二人は付き合い始めるわけなのだろう、が、多分きっと障害はやってくる…どんな道を選んだにしろ…
悲観的〜〜みたいなことを言って、って非難されそうですが^^
この作品は若かりしこの2人がたどる道を最終的に美しく終わりに出来るシチュエーションはそこにあると思うわけです。

痛みを伴わないとはもうしませんが、ほろ苦い思い出がちょうどいい…
きっと、お互いがお互いを美しい思い出と共に封印出来る、青春の一コマをモノクロ写真のように『色あせることなく』
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引用元:https://eiga.com/movie/78728/gallery/4/

最後


意外にも笑いどころが満載のこの作品
裸体(笑)が多々出てくる割にいやらしさが”0”%裸体で笑えます(@^^)/~~~
風邪ひくよ〜って大阪のお母んかい⁈

ですが、きれいにまとまって見えるのは何故か?
考えてみると映像のトーンが全体的に明るくダークな描写がなかったかな?
そんな気がします。
ネガティブなものの見方がほとんどなく、うじうじ考えないしサラッとしてる^^
とても綺麗な仕上がりの作品でした

そして極めつけはラスト5分の話の流れ

もしあの時、パラレルワールドを選択していたら…
コートンは「後悔」を胸にチアイーとの過去をやり直している自分を回想しながら
彼女と唇を重ねる想いを新郎にぶつける…
一瞬何が起こったのか理解できない状況に頭が真っ白になってしまうでしょう^^

「いいわ」チアイーのあの一言がこの話の結末をとんでもなくキュートにさせてしまうのです。
みんながこぞって新郎に詰め寄るあの状況は既にコメディーの領域
そして最初で最後のほろ苦い思い出になるであろう『その場面』は想像の世界へと

成就しないからこそ『初恋』は いついつまでも美しい…


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2020年01月12日

『パラサイト 半地下の家族』PG12 きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜『異質の面白さ』監督ポン・ジュノ


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引用元:https://eiga.com/movie/91131/gallery/22/


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今回の作品

『母なる証明』などのポン・ジュノが監督を務め、第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した人間ドラマ。裕福な家族と貧しい家族の出会いから始まる物語を描く。ポン・ジュノ監督作『グエムル -漢江の怪物-』などのソン・ガンホをはじめ、『新感染 ファイナル・エクスプレス』などのチェ・ウシク、『最後まで行く』などのイ・ソンギュンらが出演。
シネマトゥデイより

公開されたばかりなのでネタバレを注意してアップしたつもりですが
鑑賞前の方は了承の上読んくださいね^^


それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「超オススメ」
「ミステリー」
「サスペンス」
「社会風刺」
「コメディ」


物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★★


監督    ポン・ジュノ


キャスト

半地下家族
キム・ギテク   父 運転手    (ソン・ガンホ)
キム・チュンスク 母 家政婦    (チャン・へジン)
キム・ギウ    兄 娘の家庭教師 (チェ・ウシク)
キム・ギジョン  妹 息子の家庭教師(パク・ソダム)
         『ビューティフルマインド』

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引用元:https://eiga.com/movie/91131/gallery/6/
  
豪邸家族
パク・ドンイク  父 (イ・ソンギュン)
パク・ヨンギョ  母 (チョ・ヨジュン)
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パク・ダヘ    娘 (チョン・ジソ)
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パク・ダソン   息子(チョン・ヒョンジュン)
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引用元:https://eiga.com/movie/91131/gallery/6/

あらすじ

半地下住宅に住むキム一家は全員失業中で、日々の暮らしに困窮していた。ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ね、兄に続いて妹のギジョン(パク・ソダム)もその家に足を踏み入れる。
シネマトゥデイより


感想

前評判が良すぎるとどうしても構えてしまいがちですが、この作品は何故か?
そんなことはなく期待感が半端なくワクワク、ゾクゾク楽しみで一杯でした。
公開初日にどうしても時間が取れず、他の作品を見る羽目になってしまう”アクシデント”にもめげることなく昨日行ってきました(大げさ〜(笑))

こういう作品は意見が分かれやすいのかな?とも…
レビューを見ると意外なコメントがありまして…まっ!好みもありますからね〜^^
ですが、私は映画好きの友達に、「是非見て!!」「作品談義をしてみたい!!」とLINEを送ってしまいました^^

この作品の魅力は、貧富の格差を「社会的な地位」だけではなく
物理的に  光の当たる『高台の豪邸』⇔薄暗い『半地下の集合住宅』
更に、豪邸で暮らす上でも○○室を設定し、これでもか〜と、視覚的にも高低差を徹底的に印象付ける刷り込み映像を施している。

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引用元:https://eiga.com/movie/91131/gallery/6/

社会的地位を強調しすぎると、ある意味社会風刺的なメッセージが強すぎて重苦しくなってしまう感じがするのだが、全くない!ここが一番の魅力とも言えるところだったのだが、最後に何かしら考えさせられる重苦しさが全く感じることなく、一つの物語を見終えた。そんな感想である。

見終わって心にのしかかってくる重しのエネルギーを感じない・・・
非常にポップで軽いノリ??とでも言える。
ただ淡々と現状の状況を映像化している。そんな作品でした。

また、こんな家族こんな人、そこいら辺に「いるよね〜」言葉巧みにを人だましてスルスルと人の隙間に入り込んでいく”匠の技”(笑)が見事で、スピード感が半端ない…あらよあらよと間髪入れずに人間心理を突いてくる様が、面白いように事をサクサクと進めていく。ですがね〜不思議と悪い奴らに感じない


騙される側の人間像(能天気な奥様)も想像しやすく、リアルに「いるよね〜」であり、心の動きが手に取るように分かりやすい。
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引用元:https://eiga.com/movie/91131/gallery/6/

そう、共感をしやすく分かりやすい…すべてが身近に感じる不思議な何かがある。
日本で言えば田園調布に住む家族を飾ることなく、日常の生活感を見せ両者の距離を縮め結局のところ『同じ人間だから…』そんな想いに至ってしまう理由かもしれません^^

最後

全ての人間が故意的に悪意を感じることがないこの作品に、本当の意味で強者も弱者もなくこんな状況なら自分も同じ事を考えたかもしれない・決して彼らを非難できないだろう。だからといって何か策を講じるなんて事を頭によぎることもなく…
『自分のどこに何が刺さったのか』ただただ心地よい余韻に浸っている今に非常に満足している次第であります^^

映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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