2024年11月09日

「寄生獣 完結編」きっと映画が見たくなる!〜ゆらり〜 う〜ん深い・深すぎる!

寄生獣 完結編 - 山崎貴, 古沢良太, 山崎貴, 染谷将太, 深津絵里, 阿部サダヲ, 橋本愛, 新井浩文, ピエール瀧, 浅野忠信
寄生獣 完結編 - 山崎貴, 古沢良太, 山崎貴, 染谷将太, 深津絵里, 阿部サダヲ, 橋本愛, 新井浩文, ピエール瀧, 浅野忠信

こんにちは〜
「あ〜よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。


初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します


遠足でのお弁当確認のごとく、映画館では必ずハンカチを用意してからの鑑賞が当たり前。忘れたときの落ち着きのなさは半端ない!!まるでお弁当に箸を忘れた時のようだね^^
そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています


私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね〜^^では、いきますよ!!

今回の作品

「永遠の0」の山崎貴監督が、岩明均の人気コミック「寄生獣」を実写映画化した2部作の後編。右手に寄生生物ミギーを宿した高校生・泉新一の暮らす東福山市は、広川市長を中心に組織化されたパラサイトたちが一大ネットワークを構築。
映画comより


それでは
作品紹介
いってみよ〜う!!



「SF サスペンスアクション」


 物語    ★★★★☆彡
 キャスト  ★★★★★
 映像技術  ★★★★★
 メッセージ ★★★★☆彡


監督     山崎貴


キャスト


新一     (染谷将太)『初恋』『海賊と呼ばれた男』
市長・広川  (北村一輝)
田宮良子   (深津絵里)
三木     (ピエール瀧)
倉森     (大森南朋)『BORDERボーダー』『初恋』『ポテチ』
後藤     (浅野忠信)
ミギ     (阿部サダヲ)


あらすじ


1990年代に人気だったコミックを実写化したSFサスペンス

新一(染谷将太)の暮らす街で、市長・広川(北村一輝)が率いるパラサイトたちの強大なネットワークが形成されていく。
静かに対決の時が迫る中、パラサイトの田宮良子(深津絵里)は人間の子供を生んだのを機に人類と共存する道を探る。
新一とミギーがその鍵になると考えるが、彼は母親を殺したパラサイトへの憎しみと怒りに支配されていた。


寄生獣2.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/79556/gallery/2/


感想



海辺に漂着した寄生生物パラサイトが人間に寄生して他の人間を食料としてむさぼっていく。鑑賞前は軽くみていたんですよね〜
寄生される人間とエイリアン的な地球外生命体の話かと・・・
ですが、コミックを知らずに見た為か、かなりのメッセージが込められていることに冒頭から驚かされた。

寄生獣.jpg


『誰かがふと思った』『人間の数が100分の1になったら垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか』う〜〜〜ん深い!!しょっぱなからうなってしまう^^


パラサイトの言っている事は深く、色々と考えさせられる
「私達をいじめるな」「人間は殺されたがっている」他にも沢山数えたらきりがない(笑)

名言というわけではないが、ただの漫画ではないな〜と・・・でも漫画であるからこそ伝わる大きさも違ってくるのかもしれませんね〜堅苦しい小説でこんな事言われるよりもはるかに分かりやすい(笑)


そしてただのグロテスクな映画だけでは留まらず、主人公新一(染谷)パラサイト田宮(深津)の他に周りを固めるキャストがこの作品になんともいえない不気味さを増している感がある

一見みただけでは人間なのか?それとも寄生されているのか?見分けがつかない人間ばかり、本当の人間は誰なのか?そんな恐怖と隣り合わせの緊張感がまた不気味さを増幅させているのです。

そんな中ミギー(れっきとした寄生獣)のキャラ、声(阿部サダヲ)は軽くいい感じでバランスをとっているわけです。

寄生獣3.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/79556/gallery/6/


パラサイトそれは人間の一部そんな氣がします。


以前こんな話を聞いたことがあるのです。『ガン細胞は自らがガン化して他の細胞のガン化を防ぐ為に犠牲になる』ですが人間はそのガン細胞を除去すれば治るとおもっている・・・ガンになるにはそれなりの原因があるにも関わらず原因を解決せずに結果だけを切り取り安心する。

パラサイトは『ガン細胞そのもの』そう思えてならない。この作品のように『排除すれば全てよし!』というように…原因を見ようとせずに…


最後

「頭の中がまとまらない」「胸のあたりモヤモヤするな」と観ながら思っていたが人間は愚かな生き物なのかもしれないが、それでも『人間でよかった』と思い『生きたいと願う』そんな最後に答えのない答えを受け取れました。



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画って本当にいいですね〜

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2024年11月05日

映画紹介ゆらり「トランセンデンス」ジョニー・デップ 悲しげな人口知能


トランセンデンス(字幕版) - ウォーリー・フィスター, ジャック・パグレン, ジョニーデップ, レベッカホール, モーガン・フリーマン
トランセンデンス(字幕版) - ウォーリー・フィスター, ジャック・パグレン, ジョニーデップ, レベッカホール, モーガン・フリーマン  



「あ〜よかった!!」
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それでは
作品紹介
いってみよ〜う^^


「SFサスペンス」



 映像   ★★★☆☆
 キャスト ★★★★☆
 物語   ★★★★★
 切なさ  ★★★★★☆彡



監督      ウォーリー・フィスター


キャスト



科学者ウィル  (ジョニー・デップ)
妻エヴリン   (レベッカ・ホール)

トランセンデンス3.jpg
引用元:ヤフー映画
  
 

あらすじ



最近の脳科学の進歩には驚きの連続だ。これは映画でのストーリーであるが人工知能が進化している今現実になりうる話なのかもしれない。



死を目前にした優秀な科学者ウィル、その頭脳を妻エヴリンによってスーパーコンピューターにインストールされる・・・だがサイバー空間に身を投じたウィルは、いつしか全能の力を手にし、人類の脅威となっていく。

トランセンデンス1.jpg
https://eiga.com/movie/79708/gallery/3/

超越(トランセンデンス)したウィルは神となり特殊な文明を織り成していく…最善の方法を選んだはずだった。が、思わぬ方向に進んで進化を遂げるウィルのコンピューター頭脳にエヴリンは戸惑いをかくせなくなっていくのである。



感想



いくら優秀な頭脳であっても、夫の頭脳をコンピューターにインストールしてしまうという考えには至らないでしょう?普通は?って思うわけです。あくまでも、私はですが( ^ω^)


ここは夫婦である前に一人の科学者なのでしょう。夫を失うことではなく、一科学者の優秀な頭脳(知識や、データ)の損失を重要に考えてしまう、職業病ともとれるエヴェリンにみえてしまうのです。


トランセンデンス2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/79708/gallery/2/



ですがよかれと思ってしたことも、コンピューターのウィルに人間味を感じることが出来なくなってくるエヴリン(すでに人間でないので擬人化していたことのほうがおかしいのかもしれないのですが(;^ω^)


何かが違う?しょせんコンピューター?そう思い始める。
と、同時にオンラインで全ての情報網と繋がり進化を続けるウィル、超越(トランセンデンス)した先は、ついに生命までもコントロールするようになってくる彼に信頼をなくし脅威と絶望を感じ始めるエヴリン・・・


ん〜そうそう、なんとなくここまではある程度想像できるストーリー展開


トランセンデンス4.jpg
引用元:ヤフー映画

SFサスペンス的な「人類とコンピューターの相違点を浮き彫りにして、結局はコンピューターだから〜みたいな視点で描く物語」は沢山ありますからね^^

私も便乗してエヴリンに感情移入してしまったわけです。大変よ〜ウィルが暴走し始めた、やっぱりこうなるのね〜って( ;∀;)



だが結末は最後の最後まで人間であったウィル。
どっちの方が人間なの?って疑問すら出てくる始末です(^ω^)

言い方が変ですね( ^ω^)・・・コンピューターにインストールされても尚、人間的な感情に、人間的な考え、人間的な愛する気持ちを、『心』を失う事がなかったウィル。

擬人化で表現する事すら出来ない、人間そのものの、人工知能ウィル。いや、違いますね体を必要としないウィル。とでも言いましょうか。



最後



可能性は計り知れないものなのかも、脳とは愛とは?何も変わらないウィルに疑惑をもち始めたのは、紛れもなく人間であるエヴリン…コンピューターの仮面を被ったウィルを色眼鏡で見てしまっていたのです。変わってしまったのは、人間(エヴリン)の思考でした



コンピューターにインストールされたウィルと思って見ていると「コンピューターだからね」と決めつける私もいました。多分観客の大方はそんな考え方で観るとおもいますし、エヴリンも心のどこかにこの気持ちは少なからずあったのではないかと思うのです。


ですがちょっと考えてみて下さい。普段夫婦で生活していて自分の考えを1から10まで全て相手に伝えているだろうか?って 


答えはNOではないでしょうか?言わなくても分かってもらえている そんな気持ちでいることが多々あるようにおもえば、人間の夫婦ですらこんなものなのですから、コンピューターのウィルでも同じこと・・・信頼している妻には自分の考えを理解してもらえている…と思っていたのでしょう。まるでウィルが人間であるように扱うのもへんですね(笑)


その考え方が最終的に悲劇を起こしてしまったように思えるのです。

 最後、ウィルの本当の目的を知ってしまうことで、大きな罪悪感を心の隅に、そして少しの安堵感を感じることを否定できない作品でした。結局のところ私もエヴェリンと大差ないのね〜(;´∀`)と思う作品でした。



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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2021年01月11日

R15『 プリデスティネーション』 (2014)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜自分はいったいどこから来たのか?


プリ.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/81066/


こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


今回の作品
ロバート・A・ハインラインによる「輪廻の蛇」を基にしたSFサスペンス。時空を往来する犯罪者を取り締まるエージェントと出会い、その仲間になった青年が繰り広げる戦いと彼が抱える宿命を活写する。
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


「SFサスペンス」
   

物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★☆
音楽    ★★★★☆


監督  
 
マイケル・スピエリッグ 
ピーター・スピエリッグ


キャスト

バーテンダー(イーサン・ホーク)
『ビフォアサンセット』
『ビフォアミッドナイト』
『6才のボクが大人になるまで』
『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』
プリ1.jpg


青年ジョン(セーラ・スヌーク)
プリ2.jpg

あらすじ

1970年、ニューヨーク。とあるバーを訪れた青年ジョン(セーラ・スヌーク)は、バーテンダー(イーサン・ホーク)に自身が歩んだ人生を語る。それは女性として生まれて孤児院で育ち、付き合っていた流れ者との子を宿すも彼に去られ、さらに赤ん坊を何者かに誘拐されたという壮絶なものだった。それを機に男性として生きることを選んだジョンに、バーテンダーは未来からやって来た時空警察のエージェントだと明かす。驚く彼を自分の後継者に選んだバーテンダーは、装備を託すとともに宿敵である爆弾魔との対決に臨んでいく。
シネマトゥデイより


感想

はじめに、タイムトラベルの作品は時系列を考え始めるとややこしくなるので極力深く考えないようにすることです。
さもないと内容に集中できずに消化不良ぎみになってしまうことでしょう^^

そうはいったものの、この作品はそこまで深くか考えることにとらわれずに鑑賞できたので思ったより楽な感じがします。

それは今までのタイムトラベルとは異色の仕上がりを感じられるから。
登場人物すら時間にとらわれているにも関わらず鑑賞している自分はその緊迫した状況を共感する感覚よりも、目的は?犯人は?その事実を早く知りた〜い。
まるで2時間のサスペンスドラマを観ているような感覚になるからです。

まずはイーサン・ホークが出ていたから観てみようかと軽い感じで鑑賞開始。
イーサン.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/81066/

そう、どんなタイムトラベルで頭を悩ませるのか‼ある意味、期待と挑戦的な感じですね。その点ではかなり満足出来ました(≧▽≦)

そして異色と申しましたが、まるで一人の波乱万丈人生ドラマをみせられているかのような描写となんとも言いようのないレトロ感なのに昔の時代を懐かしむ感覚というより、時間の中を飛び回る主人公に妙な孤独感を覚え息苦しさすら感じるのです。

そんな昔の空気感をまとわりながらも、宇宙飛行士の訓練?なんだか突飛な発想に時代はいつの話?違和感しか感じられない...そんな状況になるのです。

プリ3.jpg

ぷり.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/81066/

青年ジョンの前置きにあるように「話しても信じない」それはこの異色の作品設定にも当てはまることのよう、まるで、鑑賞している私自身に言っているように…
そしてバーテンダー「事実は小説よりも奇なり」と返すあたり、さらに念を押されたのかもしれません。

終盤まで伏線回収がとんとん拍子に進む中、しだいに容易に出来ることに違和感を感じ始めるわけなのです。こんなに簡単に話の流れが分かってしまうのは、もうすでに私は罠にハマってしまっている?それともそれだけの浅い話?

あまりにもすんなりと進む話にかえって余計な詮索をしてしまい、別な意味頭を悩ませる結果になってしまうわけなのです(;^ω^)
終わりに近づくにつれて、序盤の回想映像を思い出している自分に気が付くのです、「あれっ?私何か見逃した?それとも忘れてる?」ってね^^

時すでに遅し・・・知らぬ間にもう・・・すでに・・・(@^^)/~~~
謎のバーテンダーを注意深く考察している間に彼の過去をすっかり忘れてしまっていました。

人生相談的な話の流れで、青年ジョンにあわれみを感じ『私の目的』を忘れていいたようです。


最後

ニワトリは卵が先か?それとも?
あの笑えないジョークにこんな深い意味が含まれているとは( ̄▽ ̄)

本来ならばありえないことと分かっているのだけれど、本当にありえない?だってそうでしょ?だけど本当にそう?
私の頭の中がパラドックス状態(; ・`д・´)
私の頭の中は難問解決にフル回転しているようです。


映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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posted by ゆらり at 22:52| Comment(0) | SF サスペンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月21日

「散歩する侵略者」きっと映画が見たくなる!ゆらり〜誰が味方か?地球侵略の概念は?


散歩する侵略者.jpg


引用元:http://eiga.com/movie/86097/gallery/

こんにちは〜
「あ〜よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。


秋ですね〜
読書もいいけど、映画みましょ!!^^


初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します


遠足でのお弁当確認のごとく、映画館では必ずハンカチを用意してからの鑑賞が当たり前。忘れたときの落ち着きのなさは半端ない!!まるでお弁当に箸を忘れた時のようだね^^
そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています


私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね〜^^では、いきますよ!!


それでは
作品紹介
いってみよ〜う!!



「SFサスペンス」



監督    黒沢清


物語    ★★★★★
キャスト  ★★★★★
映像    ★★☆☆☆



キャスト
 



鳴海       (長澤まさみ)
真治       (松田龍平)『探偵はBARにいる2』『まほろ駅前多田便利軒』
桜井       (長谷川博己)
宇宙人 天野   (高杉真宙)
宇宙人 立花あきら(恒松祐里)


あらすじ


鳴海(長澤まさみ)の夫・真治(松田龍平)が、数日間行方をくらまし、別人のようになって帰ってくる。これまでの態度が一変した夫に疑念を抱く鳴海は、突然真治から「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。一方、町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、さまざまな現象が発生し、不穏な空気が漂い始める。
シネマトゥデイより

散歩する4.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/86097/gallery/


感想



いやいやいや〜想定外の展開に少々驚きましたが
とても興味深い視点でとてもよかったですね〜。
『寄生獣』(過去記事も合わせてどうぞ)
とも被る感じの作品でしたが、とても面白い考え方の物語が興味をそそります。


エイリアンなどの目に見える敵との戦いではなく、イヤ見える敵(宇宙人)なのですが、ややこしいですね^^エイリアンのような物質的な宇宙人は出てきませんから目には見えないということです。


地球の侵略という観点で言えば「宇宙人が敵」(侵略者)なのです。が、それは結局のところ見せかけのものであって、私達地球人のもつ概念(感情の伴う観念)なのだろうと思わざるを得ない展開に( ^ω^)ふっふっふっと思えるわけです。
そしてな〜るほど!!となるわけです( ̄▽ ̄)


晴天の、のどかな田んぼ道を歩く『血まみれの女子高生』からの幕開けで、かなり強烈な映像からのスタートは少々驚き「まいったな〜これは私の苦手なホラー要素が強い作品かな??」「途中退場になるのかな〜」なんて考えが頭をよぎってしまいましたね^^



ですが大丈夫でした。グロテスクなものは思ったほどではなく、真治(松田龍平)や 天野(高杉真宙)立花あきら(恒松祐里)が『無機質な人間』を演じていたことの方が、とてもに不気味映りました。そして学習する度に人間に近づいていく宇宙人が人間らしくなっていくことも並行して不気味さを増してくるのです。

散歩する3.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/86097/gallery/3/



地球侵略という意味での『概念を奪う』行為が、侵略とは反対の『人間が自分らしくなっていく』ことを促す結果が皮肉にも人間にとっては救世主なのではないか?と思える展開が『矛盾してるんでは?』って感じるわけです(笑)



『概念』とはあくまで個人の考え方(範囲内)の中でのものなので、人それぞれ違っているわけです。個人の決めた枠組みを取り払うことで、自分を縛り付けていた概念も無くなり“楽に”生きられるんじゃない?というメッセージを発信しているかのような作品でしたね〜。全ては自分の考え方次第で世の中決まってくる・・・そんな感じでしょうか。



最後



ふと思ったのですが〜宇宙人が人間を学習する過程で人の頭から『概念』を奪うのですが、侵略を前提として『なぜ??』人間について学習する必要があるのか?(笑)人間を理解することの必要性がどこにあったのか??( ̄▽ ̄)いまいち、腑に落ちないのです。

さんぽする2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/86097/gallery/8/


ですが作品として、人間が今一番欠落している概念を「ストレート」に分かりやすくど真ん中に投げてきたことで、今の世界が最も必要としている大事な何かを考えるきっかけになるのではないかとおもえてなりませんでしたね〜。時代の流れに乗ったタイムリーな作品だ!!とチョット感動です^^



1つ人間は面白いな〜と思えたシーン「あいつは宇宙人だ!!」と「天野」を指摘する「桜井」は、ただただ気がふれたヤツで「いっちゃってるよ〜!」的な人間に見えることが滑稽でしたね〜。
散歩する.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/86097/gallery/9/


見えるものしか信じない!イヤ見ても信じない!!人間は理解する以前に、納得することで理解するのだろうな〜とニヤリとしてしまいました。



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2017年07月02日

映画紹介ゆらり「クラウドアトラス」意外な悪役トムハンクス


クラウドアトラス.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/77223/


「あ〜よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
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それでは
作品紹介
いってみよ〜う^^



「SF」
「ロマン」


物語     ★★★★★
キャスト   ★★★★★
映像     ★★★★★


監督  ラナ・ウォシャウスキー
    アンディ・ウォシャウスキー
    トム・ティクヴァ
    

キャスト


トム・ハンクス  『キャッチミーイフ・ユーキャン』『ペンタゴンペーパー』『ものすごくうるさくて ありえないほど近い』

ハル・ベリー   『キングスマンゴールデンサークル』


あらすじ


この作品一言でいえば輪廻転生物語と言えば大体のイメージはしやすいかとおもいます。解釈の仕方は多々あるがこの表現がイメージしやすい。6つの時代をそれぞれの物語で作られている。10人の主な人物達が時代を越えて互いにかかわり合う。ある時は友人として、ある時は恋人として、ある時は敵対する関係として。豪華キャストの共演で見応えがあります。


感想


トム・ハンクスは6つの全ての時代に主要な人物で出演しているが、全ての人物像があまりにも違う為 かなりのギャップが伴うことに魅力がある。ですから「ウォーリーを探せのごとく」メイクアップの技術もかなり進化していて一度見ただけではわからない人物もいる。


クラウドアトラス2.jpg


クラウドアトラス3.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/77223/


そんなもので、確認の為に3回は見たくなるはず(笑)( ^ω^)・・・ですから私は💿を買ってしまいました^^そして家で観たDVD鑑賞で発覚するのです(笑)ハルベリーがどうすればこうなるの〜別人だよね〜??ってね!^^(個人的には、絶対これはお遊びの域で作ったキャラだとおもうのです、だってハルベリーがこの役を演じる意味が分からない( ̄▽ ̄)・・・)



魂は輪廻転生すると仮定して 時代と共に魂は成長するものと漠然と解釈していたが。この映画を見てそれもある意味"自分の思い込み"なんだと思えた。全ては個々の魂の選択に委ねられる。全てはである・・・



この作品の中では、順序良く時代の流れに沿ってすべての魂が生き方を決めているわけでもないらしい^^それぞれがランダムに生き方を選択しているかのようなものなのかもしれませんね。時間という考え方も人間が勝手に決めたルールだとしたら、時代の流れは全く別のものになるのかもしれません。



最後



やはりマトリックスを連想せずにはいられない作品でした。マトリックスと同じ夢物語のようなハッキリしない作品(現実味に欠ける)なのですが、自分がこの時代に生きていたかもしれないと思い込ませる・・・ときには、善人であり、ときには、悪人であり、役者が役を演じるように、生きることを疑似体験できる不思議な作品でした。
人間らしさが十分に感じられるラストシーンに、未来に現代を重ねて見てしまいながら、今を感じさせるホッとする最後でした。



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映画って本当にいいですね〜


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