引用元:https://eiga.com/movie/87792/
こんにちは!映画大好きゆらりです
夢の国 映画の世界へようこそ〜
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!
今回の作品
はみ出し者の高校生3人の恋と友情をほろ苦く描いた青春ドラマシネマトゥデイより
アメリカで起こった殺人事件をきっかけに書いた小説を原案に自ら監督も務め、青春のきらめきと残酷さを繊細に紡ぐ。
それでは
作品紹介
いってみよ〜う^^
「青春ドラマ」
物語 ★★★★★
キャスト ★★★★★
映像 ★★★★☆
音楽 ★★★★☆
監督 イヴァン・コトロネーオ
キャスト
ロレンツォ (リマウ・リッツベルガー・グリッロ)
引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/
少女ブルー (ヴァレンティーナ・ロマーニ)
引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/
アントニオ (レオナルド・パッツァーリ)
引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/
あらすじ
ロレンツォ(リマウ・リッツベルガー・グリッロ)は、里親に引き取られトリノからイタリア北部ウーディネの町にやってくるが、個性的ないでたちで目立ってしまう。やがて「尻軽女」とやゆされる少女ブルー(ヴァレンティーナ・ロマーニ)、トロいとバカにされているアントニオ(レオナルド・パッツァーリ)と親しくなる。シネマトゥデイより
引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/
感想
この作品の結末がこんな形で終わるなんて…衝撃的なラストに言葉が見つかりません
パラレルワールドを選択していたら…
引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/
この作品にこそこの言葉を当てはめてしまいたくなる。
思春期とは繊細で壊れやすい時期なのだと改めて考えてしまいました。
経験を糧に歳を増していく上で、その繊細な『思春期の感覚』をないものにして生きる術を磨いてきたように思います。
さもないと辛く厳しい人生しか感じられないから。
容認ではなく、そのものを受け入れる、そのままを受け入れる。
ジャッジは必要なく、感じるままであるべき、自分に対しても、他者に対しても。
兄の亡霊に付きまとわれたアントニオは自分の感情を否定し続ける事で悲惨な結末でピリオドを打つことになってしまいましたが
本人すらどうしていいのか?自分の感情を理解する事が困難だったのでしょうね。
気持ちとは常に流動的であり掴みどころのない幻想の様な存在。
好きでもない人から告白され気になりだしたり^^
1分前とは違う気持ちに移り変わる。
異色の3人が妥協も同情もなくかかわる様が孤立するのではなく『自立する』ように見えエネルギッシュに見えるのでした。
引用元:https://eiga.com/movie/87792/gallery/
また3人を取り巻く親たちも然り。養子を受け入れる事が容易なのだろうと想像出来るイタリアでもそれなりに悩む現状の中、子供に対してここまで理解を示せる大人に少なからず憧れます^^
最後
こんな最後なのに何故だろう?とてもはかなく美しく彩られる描写が印象に残る…
惨劇の最中に流れるバックミュージックは”それ”とは相反して美しい
青春ストーリーを完璧なぐらい描き、高揚感までも映しだす。音楽なのに…
リアル感を失って淡々とこなするルーティーンかのような…
今回は音楽の効果がとても大きかったと思います。若者の心を、気持ちを、分かりやすく、映像と共に流れる音楽が伝えてくるのです。
これから始まる出来事がまるで夢の中の出来事のように…
”それ”が始まるとも感じさせずに。
音楽が終わると同時に現実はあっけなく『最後』を映す。
遠い未来に向けたメッセージは、消せない記憶として永遠に…
映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜
最後までよんでいただきありがとうございます
感想が面白いと思ったら
ポチっといいね!お願いします