2024年11月28日

自分を取り戻した女性「リリーのすべて」(R15)エディ・レットメイン貴方はいったい誰?

劇場公開日:2016年3月18日

リリーのすべて.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/82988/


こんにちは〜映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます

初めてお越しいただいた方も以前からごひいきにしていただいている方も^^
貴方との繋がりを持てた「映画という素晴らしいもの」に感謝します

私の栄養補給は映画と言っても過言ではありません(笑)
「感動した作品を沢山の人に共感してもらえたら」
そんな想いでブログを綴っています


氣になった作品をみて元氣になってもらえたらそれだけでHappy〜


それでは
作品紹介いってみよう^^


「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したトム・フーパー監督と、「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞の主演男優賞を手にしたエディ・レッドメインが、「レ・ミゼラブル」に続いてタッグを組み、世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた伝記ドラマ。
映画comより

『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』を基に映画化された作品ですエディ・レッドメイン貴方は何者でしょうか?そう思わせる彼の活躍に驚きの連続です!!


 「伝記」


物語    ★★★★☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★☆
音楽    ★★★★☆



監督  トム・フーパー



キャスト



リリー・エルベ/アイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)
   
              ファンタスティックビーストと魔法使いの旅
               ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生
              博士と彼女のセオリー

リリーのすべて1.jpghttps://eiga.com/movie/82988/


ゲルダ・ヴェイナー          (アリシア・ヴィキャンデル)

リリーのすべて4.jpghttps://eiga.com/movie/82988/

へリンク               (ヴェン・ウィショー)


あらすじ



風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は同じく画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)と結婚生活を送っていた

1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ベルナーは、肖像画家の妻ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、自身の内側に潜む女性の存在を意識する。それ以来「リリー」という名の女性として過ごす時間が増えていくアイナーは、心と身体が一致しない現実に葛藤する
映画comより

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引用元:http://eiga.com/movie/82988/

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引用元:http://eiga.com/movie/82988/


感想



自身の内面にある女性の存在「リリー」という女性としての部分が増していくアイナーは、心と体の不一致に悩んでいくのです。当初はそんな夫の様子に困惑するゲルダだったが、少しずつそんな夫を理解していきそしてアイナーのよき理解者になっていくのです。
 
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引用元:http://eiga.com/movie/82988/


かなり時代はさかのぼっていきますがこの時代に性同一性障害を理解してくれる医者がいたことに大きな驚きがありました。今から100年程前の当時にこの考え方が出来る事に驚かされるのです。そして、ゲルダの努力も想像を超えたものだったのではないかと思うのです。


今の時代ですから私の身の回りにも普通にあるこの「事実」 普通に受け止めることができますが、その時代に果たして自分は同じ様な考え、行動に移せるか?疑問に思うところです。

そう思うとリリーの想い以上に、ゲルダの夫を愛おしく思う妻としての想いを考えるとても切なくなってしまうのです。


単に「失恋」や「夫婦にある離婚問題」とは全く別の次元であるこの関係。理解は出来ても それを受け入れ消化することは容易ではないと想像できるのです。この事実に限らずゲルダを感じながら自分を顧みてしまいます、刻々と変わりゆく現実をどう受け止める?


ゲルダも変わりゆく夫が、女性のリリーとして自分を見つけ、開花していく彼女に置き去りにされていく感覚になっていき、戸惑いを隠せない微妙な描写が私の心にぐっとくるのです。


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引用元:http://eiga.com/movie/82988/

精神科医のようにパーフェクトに理解をすることの方がおかしい
数か月前までは普通の夫婦関係を築いてきたのですから無理もありません。
聖人君子である方が違和感を感じますからね


最後


『男である前に女』『女である前に男』異性に限らず、女性が女性に好意をよせる男が惚れる男、など誰にでも日常的にあることかとおもいます。このことをリリーと対比するにあたりなんの不思議を感じる必要があるのか?


「セックス」という行為はそもそも動物としての子孫繁栄の為の行為である、子供を作る方法は「セックス」に限らず「精子バンク」でも出来る時代に・・女性同士の夫婦でも男性同士の夫婦でも子供を持て、育てることができる。


「セックス」とは快楽以前、に自分が女であるか男であるかを確立する為の材料、にすぎないのでは?そう思うと、身体の問題は大きなものではなく人間と生きていくのは多様な生き方が出来るのではないかしら?
「性に快楽を求めない!」・・・と突拍子もない考えに至ってしまう・・・


私の大好きな映画
「チョコレートドーナツ」でもあるように新たな『家族の形』でもある。

チョコレートドーナツ.jpg
https://eiga.com/movie/79764/photo/

あ゛〜〜ここまで書いて自分が何が言いたいのかよくわかりませ〜ん^^
まとまらない文章ですが3時間もかかったのでアップさせていただきます^^



『ありのままの自分をそのままに』


全てのあり方が多種多様に選択できるこれから移りゆく世界のビジョンに少しだけ触れられた自分を嬉しく思います。


映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画って本当にいいですね〜



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posted by ゆらり at 16:18| Comment(0) | 実話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月25日

絶対映画が観たくなる!!「42世界を変えた男」主役が食われる⁉ハリソン・フォード迫真の演技!!

劇場公開日 2013年11月1日

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引用元:http://eiga.com/movie/58340/

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貴方との繋がりを持てた「映画という素晴らしいもの」に感謝します


私の栄養補給は映画と言っても過言ではありません(笑)
「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな想いでブログを綴っています


氣になった作品をみて元氣になってもらえたらそれだけでHappy〜


それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^


今回の作品
史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの半生を、ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)のジェネラル・マネージャー、ブランチ・リッキーとの交流を軸に描いたドラマ。
映画comより

野球の世界にとどまらず、今世界を騒がせている大谷君

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彼の功績もさることながら、こんな偉人もいたことを、ふっと思い出しました。


「ヒューマンドラマ」


  期待感    ★★★★★
  物語     ★★★★★☆彡
  感動     ★★★★★
  キャスト   ★★★★★

監督ブライアン・ヘルゲランド


キャスト


黒人青年ジャッキー・ロビンソン     (チャドウィック・ボーズマン)
ゼネラルマネージャーを務めるブランチ・リッキー (ハリソン・フォード)



42.jpghttps://eiga.com/movie/58340/gallery/7/



一年に一度[4月15日]大リーグの全選手が全球団の永久欠番になった男を称え「42」の背番号のユニフォームを着てグラウンドに立つ

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大リーグ「ジャッキー・ロビンソンデー」全選手が背番号「42」


大リーグは15日、黒人選手として初めて大リーグでプレーしたジャッキー・ロビンソンさんの功績をたたえ、すべての球団の選手がロビンソンさんの背番号「42」をつけてプレーしました。

ジャッキー・ロビンソンさんは大リーグで初めての黒人選手で、1947年から10年間、当時のブルックリン・ドジャースでプレーし、白人以外の選手の大リーグへの道を切り開きました。

その功績がたたえられ、ロビンソンさんの背番号「42」はすべての球団で永久欠番となっていて、大リーグにデビューした4月15日は「ジャッキー・ロビンソンデー」として、毎年すべての選手や監督、コーチなどが「42」の背番号でプレーします。
NHK newsより
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あらすじ


1947年。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務めるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、黒人青年ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と契約、彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。

だが、想像以上に彼への風当たりは強いもので、チームの選手たちはもちろん、マスコミや民衆からも糾弾される。そんな状況ながらも、ジャッキーの姿は次第に人々の気持ちを変えていく・・・
奇跡の実話である。



1947年、400人の白人メジャーリーガーの中初めての黒人メジャーリーガーが誕生する名前はジャッキー・ロビンソン背番号『42』


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観る前から大体の想像は出来る黒人と白人差別的仕打ちを受けるだろうとそんな状況で彼がどう壁を乗り越えて世界を変えることが出来たのか?ハリソン・フォード演じる球団GM(ブランチ・リッキー)の存在が大きい。

そして彼になりきるため徹底した役作りが素晴らしい本物のドジャースGMと錯覚を起こしてしまうほどだ。


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引用元:http://eiga.com/movie/58340/


映画を観ながら"差別"について私も例外ではないな、自分の中にも偏見の眼はあるだろうと少し自己嫌悪に...

だがそんな氣分も忘れさせてくれる。リッキーの願いに応えるロビンソン。二人の思いがどんどん周りを巻き込んでいく感動の連鎖反応で涙が止まらないのだ!


最後


終盤に近づき誰もが不思議に感じること、そして誰よりも一番不思議に思うロビンソンがリッキーに自分をここまで支えてくれる本当の理由は?との問いかけに、リッキーの過去が見えてくるのです。

人の心は表面的なことでは計り知れない、リッキーの人生においてロビンソンは救世主なのかもしれない…おそらくそうだろう。ロビンソンが認められることは、リッキーの想いが救われることだったのかもしれない。

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引用元:http://eiga.com/movie/58340/


この作品の感動の一場面は最後バッターボックスにたった時のボーズマンの表情
思わず目を奪われ『ほぉ~』としてしまう。役者って本当に凄いです!!いい映画でした


映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画って本当にいいですね〜


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2021年02月17日

『すばらしき世界』 (2020)きっと映画が見たくなる〜ゆらり〜最高のキャスティングにまるで川が流れるような描写『哀しくも美しい世界観』際だつ脇役魅力全開


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引用元:https://eiga.com/movie/92069/


こんにちは!映画大好きゆらりです

夢の国 映画の世界へようこそ〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


今回の作品
『ゆれる』『永い言い訳』などの西川美和が脚本と監督を手掛け、佐木隆三の小説「身分帳」を原案に描く人間ドラマ。原案の舞台を約35年後の現代に設定し、13年の刑期を終えた元殺人犯の出所後の日々を描く。
シネマトゥデイより

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^

「実話」    

物語    ★★★☆☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★★☆
音楽    ★★★★★


監督  
 
西川美和
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引用元:https://eiga.com/movie/92069/interview/

キャスト

三上 (役所広司)『蜩ノ記』『三度目の殺人』『関ヶ原』『十三人の刺客』
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テレビディレクターの津乃田  (仲野太賀)
プロデューサーの吉澤     (長澤まさみ)
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スーパーの店長 松本 (六角精児)『銀魂』『銀魂2』
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市役所役員 井口   (北村有起哉)『本気のしるし』『ヤクザと家族』
弁護士夫婦      (橋爪功、梶芽衣子)『破門ふたりのヤクビョーガミ』
やくざ組長の姐さん  (キムラ緑子)

あらすじ

下町で暮らす短気な性格の三上(役所広司)は、強面の外見とは裏腹に、困っている人を放っておけない優しい一面も持っていた。過去に殺人を犯し、人生のほとんどを刑務所の中で過ごしてきた彼は、何とかまっとうに生きようともがき苦しむ。そんな三上に目をつけた、テレビマンの津乃田(仲野太賀)とプロデューサーの吉澤(長澤まさみ)は、彼に取り入って彼をネタにしようと考えていた
シネマトゥデイより

感想

私の大好きな役所広司(別名 役者広司^^)が主役ですから見ないわけにはいかないわけで、速攻劇場Gotoです(自粛制限中ですが…)
最初に言っておきますが、監督色がこれでもか〜〜と出ておりまして、一癖も二癖もあり好みはわかれるのかな?なんて思う訳なのです。

ですが、もう何年も前に観た『ゆれる』(2006)なんて今でもラストシーンのあの一瞬を忘れることが出来ないぐらい、監督は個性的な役者の魅力を最大限まで引き出すことに長けた人なのだろうと、今回の作品を観ながらほくそ笑むのでした。
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引用元:http://eiga.com/movie/1759/photo/

実話を元に作られた作品を多々観てきましたが、やはり感動域まで達する作品はみな一様に役者が当事者にどれだけ近づけるかが勝負(笑)だとおもっています。
そしてこの作品その点においては文句なしのパーフェクトと言っていいのではないかとおもうのです


受刑者三上(役所広司)を見た瞬間に『うわ〜〜本物だ〜〜』(笑)ってね^^

三上(役所広司)の圧倒的な存在感はさることながら、個性的な脇役の魅力を余すことなく表現していることに深いため息とともに満足感を得られることとおもいます。

普段、脇役の名前は(印象に残らない方、出番が少ないなど)はブログ記事には省略するのですね、ですが今回は三上同様にインパクトが強すぎて、みな取りこぼすわけにはいかないそんな思いで名前だけでも、とアップしました^^

昨日観た作品を思い出しながらブログ記事を書いているのですが、しばし鳥肌がたちます(; ・`д・´)

特に印象に残ったことは『音楽』バックに流れる音楽が最高に良かったです。
大きな動きをするわけでもないこの作品、短調になりがちな内容だけにこれといった「見せ場」などなさそうなのですね。

ですが、音楽が作品全体をまるで川の流れのようにとどまること、よどむことなくストーリー展開する潤滑油のように…最後には、まるで美しいラブストーリーを観ているかのごとく錯覚してしまいそうになります。

西川監督がこんなことを言っています
津乃田が大浴場で三上の背中を流しながら語りかけるシーンや、キムラ緑子が扮した暴力団組長の妻・マス子が三上に「やけど空が広い。不意にしたらあかんよ」と伝えるくだりからは、そこはかとない“愛情”を感じる。決して数は多くないにせよ気遣い、思ってくれる存在がこの世の中にいるということを、三上は徐々に噛み締めていく。このことこそが、三上にとっての幸福といえるのではないだろうか。
引用元:https://eiga.com/movie/92069/interview/

そう、男女におけるラブストーリーだけではなく、人間の奥底から湧き出る『愛』そのもののラブストーリーなんです。
『背中を流す』ただそれだけで涙が止まりません(*´Д`)

また、仲野も
「日本映画界の大黒柱である役所さんが目の前にいて、僕が憧れてきた日本映画を支えてきた超一流のスタッフさんがいて、西川組という場所自体が中学生の頃から憧れてきた聖域そのもの。色々な現場で経験を積んで、ようやく辿り着けた場所。これまでに自分自身が積み上げてきたものが試される瞬間というのがいっぱいあったし、それ以上に僕という人間そのものが試されている瞬間もあった気がします。
引用元:https://eiga.com/movie/92069/interview/

序盤から終盤にかけ津乃田の変わりゆく様に目を見張るようでした。内面の心の動きが手に取るようにわかることに驚かされてしまいました。
最初は「仲野太賀」???と違和感を隠せなかったのですが、最終的にとてもいい演技と評価したくなることに『申し訳ございませんでした』と謝っておきます(≧▽≦)

津乃田も三上も自分を偽ることなく「純粋なまでの優しさ」を表面化していく様にハートを撃ち抜かれる気分になることでしょう。

最後

こんな映画を見るたびに「犯罪者」を許していいのだろうか?みたいな疑問と否定の自問自答と葛藤を繰り返すのです。
解決できない問題を常に提示され困惑する始末です。
あなたならどう思う・・・

関連作品もぜひどうぞ
『悪との距離』
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引用元:https://f4.tv/aku/index.html

『私たちの幸せな時間』
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映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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2019年04月07日

『ビリーブ 未来への大逆転』きっと映画が見たくなる!〜ゆらり〜言葉の魔力ふたたび



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引用元:https://eiga.com/movie/89008/

こんにちは!映画大好きゆらりです

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毎日の栄養補給を映画から(笑)
そんな私のオススメ映画を紹介しているブログです
氣になる作品を観て元氣になってもらえたらとても嬉しい!!


この作品、女性である私にとっては気になるものですから、速攻鑑賞してまいりました^^
女性であるが故に〜的な作品は多々ありまして、そんな中で少なからず今の私にはかなり響く作品でありましたね

それでは

作品紹介
いってみよ〜う^^



「実話」
「ヒューマンドラマ」
「サクセスストーリー」



物語    ★★★★☆
キャスト  ★★★★★
映像    ★★★☆☆



監督    ミミ・レダー  


キャスト


ルース・ギンズバーグ   (フェリシティ・ジョーンズ)『博士と彼女のセオリー』
マーティン・ギンズバーグ (アーミー・ハマー)
ドロシー・ケニオン   (キャシー・ベイツ)


あらすじ


貧しいユダヤ人家庭出身のルース・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)は、必死に努力して名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時在学していた女性は500人中たったの9人で、女子トイレすら設置されていなかった。家事と育児に理解のある夫マーティン(アーミー・ハマー)の助けもあり、ルースは首席で卒業する。しかし女性というだけで法律事務所に就職することができず、大学の教授になる。
シネマトゥデイより


感想


同じ様な作品で私の好きな
『ドリーム』
ドリーム.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/86262/photo/

『グレース・オブ・モナコ』
グレース・オブ・モナコ.jpg
引用元:https://eiga.com/movie/78313/photo/

があります。
女性であるが故にはだかる大きな壁を柔軟に乗り越えた彼女達は私の大きな希望と憧れの存在になりました。

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引用元:https://eiga.com/movie/89193/photo/

彼女達は、多くの男性に囲まれ性差別的、人種差別的な環境の中それに屈することなく本来の魅力を能力を発揮した人物です。そんな逆境の環境でありながら彼女達を支えていた男性の存在もあったことも忘れる事が出来ません。
今回の作品の中のマーティン・ギンズバーグの様に^^とても素敵なご夫婦なのです。

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引用元:https://eiga.com/movie/89008/

ルースが「これ以上は無理」そう思う時ですら夫マーティンは 『君の夢はこんなことだったのか⁈』そんな問いかけを彼女にぶつける様は、お互いの信頼関係がなせることなのだろう…そんな夫婦関係に羨ましく、憧れを抱いてしまうのでした。

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引用元:https://eiga.com/movie/89008/

映画枠2時間というのは無理があるな〜と思うことが多々ありまして、この作品も例外ではないのですが細かい描写がもう少し欲しいと…
ボヘミアンラプソディーを見て思ったのですが、ラジオで流せる一曲の時間枠、それと同じく人間が集中できる時間があるのもわかるのです、でも作品の展開がアバウト過ぎて背景が掴み切れず状況を微妙に把握できない為に描写が雑に感じてしまうのですよね〜(/ω\)


最後


作品の全体的な流れはありがちな展開なのですが、終盤のルースのスピーチにどんな立場の人間であれ心を動かされない人はいないのではないでしょうか。この『言葉の魔力』に私は憑りつかれておりまして『英国王のスピーチ』『ウインストン・チャーチル』『グレース・オブ・モナコ』にみるように彼らたちの発する『言葉の魅力』に人々は心を鷲掴みされてしまうことになるのではないでしょうか^^

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引用元:https://eiga.com/movie/89008/


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2018年02月08日

『ハクソー・リッジ』(PG12)きっと映画が見たくなる!〜ゆらり〜信念の強さ・生き方そのもの



ハクソーリッジ.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/85972/gallery/



こんにちは〜
「あ〜よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。

初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します


2018年も映画好きの皆さまと繋がっていけることを楽しみに
大好きな映画の感想をボチボチとアップしていきたいとおもいます!!
今年は雪の被害が多く報道されていますが、私の住むところは普段通りの生活を出来ることに本当にありがたいな〜と実感してしまうほどです。
映画館にも足を運べて楽しい時間を満喫出来るのですからね^^
ですが、今回は外出しなくても気になったらネット配信で見られるものをアップしてみたいと思います。



私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね〜^^では、いきますよ!!


それでは
作品紹介
いってみよ〜う!!



「実話」



監督    メル・ギブソン


物語    ★★★★☆
キャスト  ★★★★☆
映像    ★★★☆☆


キャスト



デズモンド (アンドリュー・ガーフィールド)
妻     (テリーサ・パーマー)
父     (ヒューゴ・ウィーヴィング)



あらすじ

第2次世界大戦中、デズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は、人を殺してはいけないという信念を持ち、軍隊に入ってもその意思を変えようとしなかった。彼は、人の命を奪うことを禁ずる宗教の教えを守ろうとするが、最終的に軍法会議にかけられる。その後、妻(テリーサ・パーマー)と父(ヒューゴ・ウィーヴィング)の尽力により、デズモンドは武器の携行なしに戦場に向かうことを許可され……。

シネマトゥデイより

感想


戦争モノの映画は正直好きではないのでチョット躊躇してしまいましたが、当時こんな人物がいたことに驚き、それ以上に感動する実話でもありました。中盤まではかなり強烈な映像に顔をしかめ、身をよじりながら見ていました。それはデズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)の父の「戦争体験者としての話」の中でもあったように心に傷を負って帰ってくるのが当たり前の事と捉えられるほどの実体験を目の当たりにする衝撃的なものなのです。


この作品は容赦なく戦争の醜い部分を描いていて、いとも簡単に死んでしまう『人間の死』を淡々と無表情に事務的に描写されていることに戦うことの無意味さを痛烈に批判しているかのようにすら感じるものがありました。


沖縄を舞台としている作品なのですが、沖縄をクローズアップすることなく軽視し過ぎているかのような作り方に批判もあるようですが、私個人の感想ではそんな想いは全くなく、作品の中心はでデズモンドの生き方そのものであると思っているわけで、彼の信念の強さ、さらには信念に基ずく彼の生き方にかなり感銘をうけるほどでした。


『沈黙』(過去記事)でもそうでしたが、デズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)の容姿は‟もやし”のようにひょろひょろとしているわけで、一見頼りない青年に感じられ、軍隊でもいじめにあうことすら容認してしまいたくなるオーラをまとっているのです。が、そんな見かけとは相反する彼の信念の強さが周りの者たちをも徐々に巻き込みながら、同時に戦争の有無を観客の私に訴えかけてくるほど強烈なメッセージをはなってくるのです。

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引用元:http://eiga.com/movie/85972/gallery/5/


デズモンドが軍隊に志願した目的を見失いそうになった時、自分の無力さに打ちひしがれて、彼は『神との対話』を初めて試みるのです。それは俗に言う「溺れる者は藁をもつかむ」に似た感覚だったのではないでしょうか。そして奇蹟が起こるのです。デズモンドは自分の使命の為に「死」を恐れる事なく行動を起こす様は人種の垣根を超え彼を応援する私(自分)がいることに気づくのです。

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引用元:http://eiga.com/movie/85972/gallery/2/

沖縄だから、アメリカ軍なのに、などの偏見はなくただひたすら戦争の無意味さを痛感する彼の行いのみに感動するだけでした。


最後


彼が信念の基とった行動は彼が彼である為にとても重要なことであり、自分に嘘偽りなく生きる術だったのではないでしょうかね^^彼のように強い信念を持てるならば人生はシンプルで楽なのではないかと、とても羨ましく感じるのでした。



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね〜


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