2017年11月03日

『ショコラ 君がいて、僕がいる』きっと映画が見たくなる!〜ゆらり〜ジェームズ・ティエレ本物の道化師?!



ショコラ君がいて僕がいる.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/84870/

こんにちは〜
「あ〜よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。


秋ですね〜
読書もいいけど、映画みましょ!!^^


初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します


一瞬本物の道化師を見ているかのような錯覚に陥ってしまうほど、ジェームズ・ティエレには驚いてしまいました。
作品を鑑賞後、「あ〜なるほどね!」納得できる理由がわかりました^^
チャールズ・チャップリンのお孫さんなのねって( ^ω^)・・・
血は争えないと言われますが、それは血筋、血縁関係ということよりも、生まれ育つ環境が大きいのだろうとおもえるのです。ジェームズにとって祖父であるチャップリンは憧れの存在であり、尊敬に値する存在でもあると容易に想像できてしまうほどです。




私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんで もらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね〜^^では、いきますよ!!


それでは
作品紹介
いってみよ〜う!!


「伝記」

20世紀初頭のフランスで成功を収めた芸人コンビの軌跡を描いたヒューマンドラマ。白人芸人のフティットと黒人芸人のショコラのコンビが脚光を浴びる一方で、人種差別による偏見に苦しむショコラの姿などが描かれる。



監督    ロシュディ・ゼム



物語     ★★★★☆
キャスト   ★★★★★
映像     ★★★★★



キャスト



カナンガ(芸名ショコラ) (オマール・シー)
落ち目の芸人フティット  (ジェームズ・ティエレ)



あらすじ



19世紀末のフランス。サーカス団員のカナンガ(オマール・シー)は、落ち目の芸人フティット(ジェームズ・ティエレ)に誘われてコンビを組み、ショコラという芸名で活動を開始。瞬く間に人気が出たが、ある日、不法滞在の罪で収監され、拷問を受ける。釈放後、ショコラはますます酒やギャンブルに溺れ、フティットとの溝も深まっていき……
シネマトゥデイより


感想



この作品とは全く関係ない話からの挿入です^^
テレビで宮崎あおいさんが、言っていたのをおもいだした・・・以前漫才師の役をやった時に人を笑わせるのは「難しい」とおもいました。と…私もその作品を見たので分かるのですが、あくまでも役柄なので何とも言えませんが「アホになり切れていない」部分を出しつつの役なので、今ふと、人気の漫才師役を演じる彼女もも見てみたいなぁ〜なんて思ってしまいました^^


そんな事を思うと、道化師など、笑いをとる商売は奥が深いのかもしれませんね。この作品は道化師である2人の素顔と仕事に対する考え方が、焦点になっています
人種差別の要素も含んではいるのですが、私が見るにはそれよりもフティット(ジェームズ・ティエレ)の仕事に対する想いと、ショコラ(オマール・シー)を立派な道化師にしたいという想いの方が強く感じられる仕上がりになっているように思えます。


作品の中でカナンガ(黒人)が道化師ショコラを演じる事と同様に、オマール・シーがカナンガを演じているのを見ても、違和感を感じない、抵抗を感じない・・・不思議な感覚になるのです。
オマール・シーが演じる役柄は人種差別の要素の作品が多く、そんな彼のイメージがあるせいか『人種差別だって?』『だから何なの』という一向に気にしないそんな感じすらしてしまいます。



それは道化師ショコラが人気者になっていく過程で、ショコラ自身が「黒人の自分を否定しない」「疑問を持たない」「黒人の俺がここまでの人気者になれた!!」という自信がうかがえる事で、彼の中で人種差別の概念がない状態をかもしだしていたからだろうか?と思えてなりません・・・


そんなわけで、ショコラが悩む理由は別にあって、黒人である自分に対する評価を世間一般レベルに落とさなければならない『自分自身に対する負い目』『罪悪感』をぬぐい切れなかったのではないでしょうかね
そんなショコラをフティットは彼よりも理解していたのかもしれない「なぜ自分に満足しない?」「十分評価に値するだろう?」ってね。



最後



作品の最後にショコラとフティット当時の2人のビデオがながれるのです。
2人の道化師はとても息があっていて、素敵なショーを毎晩のようにやっていたのでしょう( ^ω^)・・・
笑いは全ての人を幸せにしてくれる魔法のようで、ショコラは黒人として生まれ『魔法使いとして』十分すぎる役割を果たしたのだろうと思えるのでした。



映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画って本当にいいですね〜(≧▽≦)


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2017年03月27日

インド天才数学者その人生「奇蹟がくれた数式」1729は実に面白い数字だ


奇蹟がくれた数式.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/81937/


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そんな想いでブログを綴っています


氣になった作品をみて元氣になってもらえたらそれだけでHappy



それでは
作品紹介
いってみよう^^


インドの貧しい地方で暮らすラマヌジャンが、ケンブリッジ大学の数学者ハーディに独学で学んだ公式を書いた手紙を送る、これを見たハーディがラマヌジャンをケンブリッジに招聘し数学者として活躍する様を描く『無限の天才 夭折の数学者・ラマヌジャン』を原作として制作された伝記映画である


「伝記」


物語    ★★★★☆
キャスト  ★★★★★


監督   マシュー・ブラウン


キャスト


デーヴ・パテール   (ラマヌジャン)
ジェレミー・アイアンズ(ハーディ)


あらすじ


インドに住むラマヌジャンは自分の才能をを生かしきれず貧しい暮らしをしてた彼の才能に気づいた職場の上司にこの才能を埋もれさせてはいけない、と言われケンブリッジ大学の数学者ハーディに公式を書いた手紙を送るのです。その手紙を受け取ったハーディは友人リトルウッドの勧めでラマヌジャンをケンブリッジ大学に招聘するのです。


2奇蹟がくれた数式.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/81937/gallery/6/



大学では彼の招聘を快く思っていない面々が・・・どんな環境でも必ずいるのですよね〜ですがその存在こそが、天才数学者としてのラマヌジャンを作り上げたとも言えるでしょう。



ただ彼の公式は証明がなされていない。それは、彼曰く「直観」であるから、と証明することの重要性は彼にとって無意味に等しいのです。ラマヌジャンの直観に反するように数学は数字で証明して初めて認知されるとハーディは主張する。だがそんなハーディも徐々にラマヌジャンに影響を受け自身の考え方を変えていくことになるのです。

奇蹟がくれた数式3.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/81937/gallery/6/



そして無意味な証明を成し遂げると同時に業績が認められラマヌジャンはフェロー(特別研究員)の資格を取得する。だがその喜びもつかの間結核を患い悲しい結末に・・・


感想


こういった作品が大好きです。
世界のすべては数字で成り立つそんなことを聞いたことがあります
数学者にとって数字は美しいパターンだと・・・りトルウットが言うように「あらゆる正の整数はラマヌジャンの親しい友だ」ラマヌジャンにとって数学とは、難しく考えるものではなく私達が花を愛でるように絵画を楽しむように・・そんなことのものなのかもしれません。


作品終盤のハーディのスピーチで「公式はすでにあるもので発見し証明されることを待っている」とても共感を覚えました。先見の明をもった偉人達はゆっくりと人生を進む私達に、理解できるよう優しく語りかける案内人であり尊敬するべき存在なのでしょう^^あまりにも先を行き過ぎた彼ら達にとって、苦行ともとれる人生が偉業を成し遂げ人々の心に響くメッセージを伝えることに成功するのだと・・・


最後


奇才と言われる彼ら 過去記事も合わせてどうぞ↓↓↓↓↓
 ジョン・ナッシュ    
『ビューティフルマインド』
 スティーブン・ホーキング
『博士と彼女のセオリー』
 アラン・チューリング  
『イミテーション・ゲーム』


みんな別な世界が見えているのだろと推測するのです


それはとても美しく甘美な世界アインシュタインが言うように「宗教なき科学は不完全であり科学なき宗教は盲目である」ラマヌジャンも同じようなことを言っています「神の御心でなかったら方程式などなんの意味もない」


これは私の勝手な解釈ですが一様に‟ヒラメキ”を意味するのだと作品の中で直観と言っていますがラマヌジャンにとって勝手に降りてくるヒラメキこそが神の仕業とも思えてくると解釈するのです。自分の中から絞り出す事でもなく、いとも簡単に閃くのです・・神のみぞ知ると思えてくるのは厳格なヒンドゥー教徒である彼であれば当然のことなのかもしれませんね


この独特なワクワクする世界観素敵ですね
方程式を証明し終えたのちに残るもの それは間違いなく『愛』の方程式なのではないかと思えてくるのです


最後、私の大好きなラマヌジャン役のデーヴ・パテール今回も大満足次回作がとても楽しみです



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2017年03月19日

英雄?犯罪者?「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」きっと映画が見たくなる!〜ゆらり〜


イミテーション・ゲーム.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/80082/


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それでは
作品紹介いってみよう^^


第2次世界大戦時、ドイツの最強の暗号エニグマを解き明かした天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記 

 「伝記」
 
 物語   ★★★★☆
 キャスト ★★★★★
 
 監督  モルテン・ティルドゥム

キャスト


ベネディクト・カンバーバッチ(アラン・チューリング)
キーラ・ナイトレイ     (ジョーン・クラーク)

あらすじ

第2次世界大戦下の1939年イギリス若き天才数学者アラン・チューリングはドイツ軍の暗号エニグマを解読するチームの一員となる。だがチームとはべつに個人プレーで解読作業をするアランに仲間たちは怒りを隠せない。

小さい頃から変わり者の彼はこんな自分と折り合いをつけながら成長してきたのである。他者と上手く付き合えない自分になぜ?と思う彼の思いが随所に描かれている。しかし 回答は出せずそれが自分なんだ・・・と 折り合いをつけているそんな雰囲気なのです。


暗号解読という仕事は、彼の能力を最大限に発揮する場なのだが、いつまでたっても結果を出せない彼からクビという名目でコンピューター‟クリストファー”を取り上げようと内務省が動き出す。クリストファーとは変わり者アランが、少年の頃の 唯一友人と呼べる少年の名前だが結核で他界した彼とは何も語り合えない今コンピューター‟クリストファー”が彼の心の拠り所だったのかもしれません。そんなアランにとって重要なクリストファーとの繋がりを絶たれる危機を解読仲間が救ってくれるのです。

イミテーション・ゲーム4.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/80082/


そしてついに解読に成功するのですが、その喜びとは反対の 解読者である彼らは大きな十字架を背負って生きていくことになっていくのです。


感想

天才と呼ばれる人々の映画を観てきて感じることは みな 一様に「変わり者」であったことですがそれを私は「個性」と呼びます


問題と同等の領域に属していることでは、問題を認識することすら難しい。問題の一回りも二回りも大きな視点で物事を認識する必要があると・・・かなり説明は大まかなものですが「ゲーデルの不完全定理」でもあるように・・・

アランが変わり者であったからこそ偉業を成しえた「何様のつもりだ!!」との問いにそう神でもない存在の 彼は「すまない」・・・「誰も できないから」・・だから やるしかなかったのでしょう。
本心はイギリス軍の勝利を喜ぶことよりも戦争の終結こそが一番の目的であり彼の役割だったのです。役割を果たした解読者のメンバーは、秘密を墓場まで隠し通すわけで。大きな代償と引き換えに得た「平和」と暮らしながら生きることの苦痛は計り知れない・・・そう思えてなりませんでした。

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引用元:http://eiga.com/movie/80082/

最後


ジョーンがアランに、こう言うのです。あなたの偉業が「今」を作り出している

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引用元:http://eiga.com/movie/80082/



悲劇といわれる過去の時代の出来事でも、必ず今に繋がる何かが潜んでいる。それは悲観的なことではなく人類が進化する過程の中で必要な「経験」なのかもしれません。


学びを得て次のステージにいくための踏み石残念ながら 飛び級は存在しないみたいです。現在を生きる私達は戦争の悲劇を嘆き悲しむことにフォーカスするよりも、今の時代になくてはならないコンピューター その生みの親でもあるアラン『感謝の氣持ちをもって生きる』それだけで、人類の犯した罪を軽く出来るそんな氣になれるのではないのでしょうか?




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2017年02月15日

映画紹介ゆらり「クンドゥン」ダマイラマの生涯真理とは究極の現実


クンドゥン.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/44187/gallery/



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作品紹介いってみよ〜う^^


ダライ・ラマ14世の生まれ変わりと思われる少年を発見し彼がチベットを脱出してインドへ亡命するまでの22年間を描いた作品


「伝記 実話」



  音楽    ★★★★☆
  キャスト  ★★★★★☆彡
  映像    ★★★★☆
 

 監督   マーティン・スコセッシ



あらすじ



ダライラマ14世(ハマ)の誕生の描写から物語が始まる。

クンドゥン.jpg


壮大な自然をバックに宇宙の真理を表現しているかのようである。ダライラマ13世の生まれ変わりとしてある日僧侶に見つけらりる(見出される)幼きときの14世前(ハマ)…前世の記憶?をもとに自分の持ち物を
次々と当てていく様は特別なものではなくごく自然体に幼子の‟遊び”の中での出来事のように描かれているあたりが、さすがスコセッシと思えたぐらい。



ここでは輪廻転生を当然としてシチュエーションなので、そこをのみこんんでの鑑賞を^^ 


成長したハモは母親家族と別れ首都ラサへと旅立ちダライ・ラマとして生きるための修行の日々を送る。平和を愛し非暴力を貫くチベット人、中国の弾圧にも武力抵抗をせず彼のとった行動は?


チベット民族最高指導者として生きることを選択し、亡命することを余儀なくさせられたダマイラマの心中を察すると胸がしめつけられるように苦しくなります。



感想



あとから分かったのだがほとんどのキャストが素人のチベット民族の人々この作品がこれほど違和感を感じさせないその理由がそこにあるのだと。出演者そのひとそのものの実生活そのままなのです演じることではなくそのまま・・・なのです。



これほど彼らがダライラマを崇拝する(適切な言葉を見つけられない〜)それはあまりにも宗教であり宗教でない、宗教の概念からの話になってしまう深いところなのですが・・・



ダライラマの内面的なものの描写はあまり表現されていないのだが、私には十分すぎるものを受け取った気がします。チベット民族の核なるものに触れられてとても感動しました。


スコセッシは伝達者なんだと彼の得意分野での最大値の表現方法ですね。スコセッシの核にも少し触れられた感じで嬉しくなりさらに好きになってしまいました


最後


今上映中の『沈黙』もそうですが作品最大のテーマそれは〜真理〜なのかと・・・
『真理とは それは究極の現実』… 『人は私の中に自分を見る』ダライラマが言ったこの一言が心に残る

ダライラマ14世.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/81940/gallery/



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2016年12月25日

映画紹介「ビューティフルマインド」ラッセルクロウの新たな一面




ビューティフルマインド.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/1017/


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<作品紹介>
いってみよ〜う

1947年9月、プリンストン大学院の数学科に入学を果たしたジョン・ナッシュ
やがて希望するMITのウィーラー研究所に採用され、愛する人と結婚もしたナッシュ
しかし、彼の類い希な頭脳が暗号解読という極秘任務に利用され
彼の精神は大きなプレッシャーに追いつめられていく



「オススメ映画」
「伝記」



混乱   ★★★★★
愛絆   ★★★★☆彡
信頼   ★★★★★
生き方  ★★★☆☆彡



監督  ロン・ハワード



<キャスト>


ラッセル・クロウ    (ジョン・ナッシュ)
ジェニファー・コネリー(アリシア・ナッシュ)
2001年度アカデミー賞作品賞



<あらすじ>


1994ノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュの生涯を描いたストーリー
天才数学者として研究所で働く彼の元にペンタゴンから暗号解読の機密の仕事を依頼される


仕事をこなしながらもプレッシャーで徐々に精神的に不安定になり
見えないはずのものが見えてしまう 統合失調症 という病である自分を知ることになるナッシュ。そんな彼を見捨てることをしなかった妻アリシア。彼女の言葉に『感動と一生分の覚悟』を感じるのですが、。単に『愛』というくくりでは表現しきれません。

ビューティフルマインド2.jpg
引用元:http://eiga.com/movie/1017/

天才数学者とその妻アリシアの、生きることへの挑戦ともとれる生涯を描いた作品です



<感想>


この作品を観るまではラッセル・クロウのイメージが雄々しく、たくましいそんな感じでした。見終わって演技力の素晴らしさに惚れ惚れしてしまいましたこんな役もこなせるのだ❗と 感動と共に評価がかなり上がります


それとは別に、生活をする上でアリシアがかなりの苦労があったことを推測できるのですが、その辺りはあまり多く語られず描かれているため、女性の私から見ると少し物足らなさを感じるわけで〜^^ですが、ラストシーンアリシアに向けてのジョン・ナッシュの『余りにも普通の人のように当たり前すぎるスピーチ』に感動するのです。人生で学んだ一番重要な方程式それは一体・・・

これで全てチャラになってしまうのです、『とってもずるい』でのですが、『とてもいい!!』終わり良ければ全て良し!!ってなりますよね〜ですがやはりずるいですね〜物足らなさは彼のスピーチにより、全て報われる結末で幕を閉じるのです。


<最後>


ナッシュの座るテーブルに、次次にペンが置かれていくシーンではあ〜こういうことなのか!と 感動で鳥肌が立ちまくるのです^^


それは若き頃のナッシュが目にした光景 今っと彼はその領域に到達したのです。言葉なく静かなる称賛の嵐でした。余りにも当たり前のこと過ぎるのでしょうが、気付くまでには時間がかかる…そう、みんな見落としてしまうからなのでしょう。


ナッシュは天才数学者でしたが、多くの方程式と関わり栄誉を授けられ、最終的に何を彼の中にみいだせたのか?そう考えると天才も凡人も皆同じなのではないかと思えてなりません。二人の人生が苦難に満ちていたことでより大きなかけがえのないものを手にできたのだと確信に変わる最後 年老いた『ナッシュとアリシア』の後ろ姿が何とも言えずとても素敵でした…


天才と呼ばれる人の苦悩とそれを乗り越える夫婦のあり方、感動と尊敬の素晴らし映画ですぜひ観ていただきたい作品です




映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画って本当にいいですね〜



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posted by ゆらり at 19:37| Comment(0) | 伝記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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